1Zpresso K-Ultraが安い!
1Zpresso(イージープレッソ)はコーヒー器具の中でも手挽きミルに特化した台湾のコーヒー器具メーカー。
その1Zpressoシリーズにおける最高峰モデル「K-Ultra」
- ドリップ、エスプレッソの両方に対応
- 微粉の少ない均一な挽目
- ダイヤル操作による挽目調整
- マグネット式粉受け
などなど、申し分ない性能、使い勝手を誇る手挽きミルですが、価格が高いことだけがネックでした…
しかし、昨今の値上がりの波に反してその価格が下がってきている!
発売当初4万4,5千円くらいだったものが、3万7,8千円ほどに。(セールになると3万円近くまでダウンすることも)
1Zpresso K-Ultra
ということで、買ってしまいました!
本体を入れるための専用ケースが付属し、中身はこんな感じ。
その他の付属品は掃除用ブラシやブロワー、保証書、滑り止めバンドなど。
こちらがK-Ultra本体。
どっしりとした佇まいで重厚感、存在感があります。
独自の「K刃」
K-Ultraはこのモデル独自の「K刃」という刃が採用されています。
内刃は7枚の円錐形に細かな切れ込み、外刃は内刃に合わせた15枚のステンレススチール刃になっています。
ドリップの他、エスプレッソにも対応しておりどちらも抜群の均一さを誇る。
本体は人間工学に基づいたデザイン。
上下端が太く中心部分がやや凹んだ形状をしていて、これが握ったときにしっくりくる。
ハンドルは他シリーズと同じく折りたたみ式。
長さ、形、つまみのサイズがちょうどよく、高性能なK刃とも相まって小さな力でもサクサク挽けちゃいます。
外ダイヤル 160段階の挽目
挽目の変更は本体上部のダイヤルで行います。
内ネジタイプと比べて手軽かつ直感的に調整出来、一度慣れるともう戻れない(笑)
0~9まで番号が振られており、ダイヤルを1周すると100クリックになります。
番号と番号の間は10クリックあり、1クリックは0.02mm。
1周+6番の位置くらいまで回せるため、約160段階の調整幅があります。
ドリップだと8~9番あたりが適当のよう。
(https://1zpresso.coffee/jp/manual-kultra-jp/)
・8番(80クリック)
・9番(90クリック)
80クリックで中細挽き、90クリックで中挽きくらいでしょうか。
どちらも非常に均一で粉の形もよく揃っています。
エスプレッソ用のレンジである4番の挽目はこんな感じ。
・4番(40クリック)
ここまで細いとさすがに挽くときの抵抗は感じましたが、とてもサラサラ。
粉受けはマグネット式
粉受けはマグネット式。
磁石は粉受けと本体の縁に埋め込まれていて、強すぎず弱すぎずの丁度いい強度。
使っていてズレたり、予期せず外れたりすることは今のこと無いです。
粉受け容量は35~40g。
ドリップだと3~4杯分くらい。
一点、マグネット式はそのまま引っ張ると中々外れない上、衝撃で粉が飛散してしまうので注意。
(私も何回かやらかしました 笑)
最初はいまいち使い方がわからず四苦八苦していたんですが、少しねじりながら外すのがポイントでスムーズに外れるようになります。
コツを掴むと挽目の確認や、粉出しが非常に快適になりました。
使用感
価格が下がったとはいえ「3万円はちょっと高いかな」とも思いましたが、使ってみてやっぱり買ってよかった!
特に感動したのは、お湯を注いだときのヌケ感。
これまでは「X-Pro S」というモデルを使っていたんですが、そちらと比べると粉の均一さや微粉の少なさのおかげからかお湯が気持ちいいくらいにスッと抜けていき、淹れていてとても楽しいです。
味わいも酸味や苦味の一つ一つがすごくクリアに感じました。
刃が違うからか挽いてるときのサクサク感もX-Pro Sとはやや違い、豆残りが解消されている点も良かった。
マグネット粉受けは好き嫌いが分かれると言われることもありますが、私は慣れるとこちらの方が便利。
カラーはアイロングレーとシルバーの2色。
粉の視認性的にはシルバーの方が良さそうです。
最近はX-UltraやQ Airなどが登場しており、
「K-Ultraも後継モデルが出るのか?」
と勘ぐってしまいますが、仮に出たとしてもすでに十二分な性能を持っているため、カラーが気に入らないとかでないならむしろ今こそ買い時に思います。
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