コクテール堂の創業は1949年と古く、厳選したコーヒー豆を焙煎、販売する老舗コーヒーロースター。
直営カフェ営業、全国のホテルやレストランへ業務用コーヒーの卸売なども行っている。
今回はこちらの「オールド5ブレンド」をドリップしたみたのでレビューしていきたいと思います。
コクテール堂のコーヒー

コクテール堂の特徴的な点は、エイジングコーヒーを取り扱っているというところ。
エイジングコーヒーとは、コーヒー豆を生豆または焙煎後に熟成させ風味や味わいを変化させたもののことで、
コクテール堂のエイジングコーヒーは、輸入されたコーヒー生豆をクリーニング後、通気性の高い麻袋に入れて生豆の状態で時間をかけて熟成。エイジングを行なう。
曰く、寝かせることで豆の中のタンニンという成分が持つ渋みが消え、エイジング後に焙煎されたコーヒー豆は旨味やコク、甘み、芳醇さ、まろやかさなどが増幅するらしい。
また、コーヒー豆のブレンド作業は焙煎後に行ういわゆるアフターミックス方式。
豆ごとに異なる焙煎度合いのものをブレンドできるため、豆それぞれが持つ個性を最大限に活かせるメリットが生まれます。
コクテール堂の本社は東京ですが、焙煎やエイジングは山梨県韮崎市の工場で行われており、特にこの地方の標高500mの環境は比較的降水量が少なく日照時間が長いためエイジングに最適なんだとか。
コーヒーのラインナップは、コーヒー豆はもちろん、ドリップバックやコーヒーバックといった手軽に淹れられるタイプ、アイスコーヒー用のリキッドタイプなどもあり、夏なんかはこっちもおすすめです。
オールド5ブレンド
コーヒー豆の種類はストレート、ブレンドともに5種類前後あり、焙煎は全体的に深めの度合いのものが多い印象。
「フレンチクラシックブレンド」「ウォッシュド+エイジングブレンド」などとも悩んだんですが最初なのでやはり定番の「オールド5ブレンド」からいただくことにしました。
オールド5ブレンドは、コクテール堂の人気No1ブレンド。
内容量は180gで、カップ14~15杯分くらい。
焙煎度合いは深煎り。
深く焼いてカラメル化させ、甘みやコク、まろやかさな苦味といった味わいが特徴の豆です。
どれくらい深いのかというと、豆の状態はこんな感じ。
コーヒーオイルがかなり滲み出ていてテリ感があります。

香ばしい香りはただようもののお湯を注いだときにはあまり膨らみませんでした。
開封前の時点で袋がピッタリ張り付いて真空状態のようになっていたのでおやと思いましたが、単にガスが抜けただけなのかこれもエイジングの一部なのかはちょっとわかりません。

しかし、だからといって香りが全く失われているかというとそうでもなく、コーヒーらしい香ばしい風味はハッキリ感じられます。
アーモンドのようなナッツ感や、ダークチョコレートのような苦味とコクがあり、昔ながらの喫茶店の味を彷彿とさせます。
苦味やコクが強めではありますが刺すような刺激的なものではなくやさしく丸い感じで、これがエイジングの効果なのか。
ミルクにも負けない苦味のためカフェオレにしても美味しかったです。
おすすめの淹れ方としては85℃前後の少し低めのお湯を使い4~5湯でゆっくり淹れると、甘みやまろやかさが増して苦味もやわらかい感じになります。
ドリッパーはすっきりめに仕上げたいならハリオV60、苦味やコクを堪能したならコーノMDあたりがおすすめです。

アイスでも淹れてみました。

濃厚な苦味はそのまま、ホットにあったまろやかさはキリッとしたキレのある質感となり、アイスだととてもすっきりした味わい。
ブラックでも飲みやすくゴクゴク飲めちゃいます。
ホット・アイスともに濃厚な苦味やコクが印象的で、深煎り好きな方、カフェオレにも合う豆を探してる方、エイジングコーヒーを飲んでみたい方におすすめ。








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