豆の紹介
今回焙煎する豆は、「東ティモール・トゥヌファヒ村」
こちらは生豆本舗さんで購入しました。
東ティモールとしては高めの標高である1400~1800mの産地で栽培された豆で、製法はウォッシュド。
クリーンで明るい酸味が特徴とのこと。
焙煎してみる
【今回の焙煎】
- 生豆量…122.2g
- 投入温度…250℃
- 目標焙煎度…シティロースト
- 焙煎時間…10分10秒
- Drying Phase…5分00秒
- Maillard Phase…2分00秒
- 1st Crack(1ハゼ)…1分30秒
- Dvelopment Phase…1分40秒
使用するのは、アルミ合金製の普通の片手鍋。
ガラス蓋のものが中が見えておすすめです。
今回は生豆本舗さんでおすすめされていたシティローストで焼いてみたいと思います。
投入温度は外気の影響も考え、250℃。
前回のブラジルよりも豆の状態は揃ってそうなので、少し強気にDrying Phase~Maillard Phaseを短めにしています。
Dvelopment Phaseは、1ハゼ終了~2ハゼ到達までを2分00秒として1分40秒くらいでの煎り上げ。
”2ハゼに入れないシティロースト”で、酸味の特徴を出していけたらなと思います。
焙煎開始
それでは、焙煎開始!
250℃で投入後、2分30秒で蓋に水蒸気が付いてきました。
5分03秒でゴールド色。鍋を振っている感覚も軽くなり、Drying Phase終了。
少し火力を上げ、1ハゼが鳴り始めたのが8分05秒。
Maillard Phase~1st Crack(1ハゼ)到達まで1分30秒となり、予定より30秒ほど早い到達となりました。
ハゼ音はパチパチパチと軽快で、1分30秒ほどで収束。
1ハゼ時の火力のまま、煎り具合を見つつ1分42秒で煎り上げ。
焙煎時間は、9分47秒となりました。
焙煎結果と改善点
【焙煎結果】
- 焙煎後重量…103.0g
- 焙煎度合…シティロースト
- 焙煎時間…9分47秒
- Drying Phase…5分03秒
- Maillard Phase…1分30秒
- 1st Crack(1ハゼ)…1分31秒
- Dvelopment Phase…1分42秒
焙煎度的には、目標通り2ハゼ手前のシティ辺りで焼けたんじゃないかと思います。
ズレた点としては、Maillard Phaseが1分30秒と30秒短くなったこと。
これがどう影響してくるのか…試飲してみたいと思います。
豆を挽くと、レモンやオレンジのような柑橘系のいい香りが!
思ったよりも苦味が強めで、爽やかな酸味の後にマイルドな苦味で終わる感じ。
夜に飲みたいような、落ち着いた味です。
これはこれで美味しいけど、この豆は酸味がいい感じなのでもう少し浅めの煎り上げでもいいかもしれない。
Maillard Phaseが短縮されたことが功を奏したのか、酸味の特徴が前面に出たコーヒーになりました。
何だかんだ結果オーライ。
個人的には、フレッシュさをもう少し際立たせたいなと思ったので、Dvelopment Phaseを10~20秒早めてみても良いと感じました。
次は、ハイロースト辺りの浅煎りで挑戦してみたいと思います。
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