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コーヒー器具

【コーヒースケール比較】ハリオとタイムモア|機能と使用感の違い

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第4回目のコーヒースケール比較。

今回はミドルクラス定番の2機種

  • HARIO V60ドリップスケール
  • TIMEMORE BLACK MIRROR Basic 2.0

の違いをみてみたいと思います。

見た目、機能の違い

HARIO(ハリオ)のV60ドリップスケールは、コーヒー好きの間で長年親しまれている定番中の定番コーヒースケール。

V60シリーズの一つでもあり、豆やお湯を計量する一般的なスケール機能の他に抽出時間も計測でき、それらの同時計測も可能。

TIMEMORE(タイムモア)のBLACK MIRRORシリーズは、機能別のラインナップコスパに優れたスケールとして昨今では愛用者も増えている人気スケール。

ハリオのような重さと時間の同時計測の他、様々な便利機能が使えるのが特徴です。

こちらはホワイトとブラックの2種類があります。

少し前よりBasic+からBasic 2.0へとアップグレードされ、いくつかの点が変更となりました。

ザックリとした違いは、Basic 2.0の方がいくらか価格が高くその分様々な機能がついているというところ。

一つが自動計測機能。

重さを検知すると同時にタイマーが自動スタートする機能です。

他メーカーでも導入機種はありますが、タイムモアのものはドリッパーやカップを持ち上げて重さが減ると同時にストップしてくれるので、使い勝手が良い。

タイマーボタンの押し忘れや手間が省け、最終的な抽出時間の確認もできる。

もう一つが流速計測機能。

こちらはお湯を注いだとき、どれくらいの速度で注がれているかを計測できる機能。

一定の速度を維持したり「〇〇分で淹れる」と決めてるときの目安の1つにもなる。

ディスプレイ表示は下写真のようになり、右下が重量、右上が流速、左がタイマーになります。

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その他だとgやmlなどの単位変更なんかもできます。

一方、ハリオのV60ドリップスケールにはそういった機能はなく重さと時間のみをはかるスケールとなっている。

ディスプレイ表示も右側に重量、左側に時間とシンプルで非常にわかりやすい。

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初めての方でも難なく扱えるスケールといった感じ。

こちらは電池式となっていて、充電式のタイムモアと違い充電時間なしで交換後はすぐに使える

しばらく使用しないときは電池を外しておけばよし。

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計測可能時間はどちらも十分すぎるほど余裕があるので心配はなさそう。

  • ハリオ ~99分59秒
  • タイムモア ~59分59秒

〈デザイン〉

スケール本体は計量皿、ディスプレイ、操作ボタンが一体となったタイムモアの方がスッキリしている印象です。

ハリオは土台に計量皿が乗っかったスケールらしいデザイン。

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計量の範囲、精度、最小単位

〈計量範囲〉

  • ハリオ 2g~2000g
  • タイムモア 0.5g~2000g

〈最小単位〉

  • ハリオ
    • 2~200g → 0.1g
    • 201~500g → 0.5g
    • 501~2000g → 1g
  • タイムモア
    • 0.5~1000g → 0.1g
    • 1001~2000g → 1g

計量範囲とその際の最小単位はともにタイムモアの方が優れており、細かいものまで高精度で量ることができます。

100g分銅を使って精度を試してみたところ、

1回目2回目3回目4回目5回目
ハリオ100.0g99.9g99.9g99.9g99.9g
タイムモア100.1g100.2g100.1g100.1g100.1g

ほんの少しですがハリオの方が低め、タイムモアが高めの値になるみたいです。
(個体差の可能性もあり)

操作性、使用感の違い

〈視認性〉

ディスプレイの表示サイズはどちらも同じくらいですが、輝度はタイムモアの方が高め。

ただし、タイムモアのホワイトの場合、白系の土台に白系の表示となってちょっと見にくい。

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光源がLEDか太陽光かでも結構違い、LEDは問題なく見えるけど太陽光だとかなり見にくいです。

直射日光が当たるとほとんど何も見えません。

見やすい順にタイムモア(ブラック) → ハリオ → タイムモア(ホワイト)という感じです。

〈操作感〉

ハリオのスケールはすごく扱いやすいです。

ボタン表示があるので迷うことがなく、説明書未読でも操作できるくらいシンプル。

ボタン配置は左側にタイマー、右側に電源/風袋となっていて、タッチ音はなし。

凹凸がないのでボタンというよりもタッチパネルのような感覚。

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ただ、電源オン時や物を載せたときの感度はあまり良くなく、タイムモアと比べると全体的にもっさりした感じがあります。

タイムモアのスケールも左にタイマー、右に電源/風袋とボタン配置は同じ。

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違いとしてはこちらはタッチ時に電子音が鳴り、ボタン部分は文字でなく記号。

重さが決まるまでが速いのでサクサク操作できます。

自動計測機能はタイマーボタンを5回タップでオート↔マニュアルの切替が可能。

タッチ音は長押しでミュートにもできます。

流速計測表示は重量表示の上にそのまま表示され、こちらも自動計測やタッチ音同様ON/OFF切替ができれば尚よかったなと思いました。

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