タイムモアC5を買ってみました。

これまでに様々な手挽きミルを出してきたタイムモアさん。
流石にもう出揃ったんじゃない?と思っていたら、さらなる新型の登場です。
名前から想像するにC2やC3などCシリーズの後継モデルのようですが、
C5の概要を見てみるとなんとなくXliteに近い気も…
ということで、今回はタイムモアC5はどんなミルなのか?
挽目、味わい、使用感などについて、良かった部分と気になった部分を紹介します。
※タイムモアのミルは販売時期によって「多少のカラー誤差」や「内部構造のマイナーチェンジ」がある可能性があります。
タイムモア C5
タイムモアのCシリーズは高コスパなC2、C2からグレードアップしたC3など、
エントリー向けながらミルとしての完成度が高く、容量や用途ごとのカスタマイズ性にも優れた人気シリーズ。
そこへさらなる進化を遂げたのがC5。
モデルは標準の「C5」、携帯性を意識した「PRO」より細かな調整ができるエスプレッソ仕様の「ESP」から選択できます。
カラーはブラックとホワイトの2色。
私はプアオーバーメインなので標準モデルのC5。
カラーはホワイトにしました。
実際に手にしてみると、コンクリートのような少しザラつくマットな質感。
心配していたプラスチックのようなツルツルした安っぽさはなく、ひと安心。

完全な白一色でなく中央ロゴとハンドルのシルバーですごく高級感がある。
素材は本体、ハンドル蓋、ハンドルつまみで同素材が使われていて統一感もあってグッドです。

使ってみて感じた主な進化ポイントは、サイズ、挽目調整、ミル刃の3つ。
- サイズ
- 本体が大型化
- 容量20g→25にアップ
- 調整ダイヤル
- 数字付きへ変更
- ミル刃
- 38mm→42mm
- 6枚刃→7枚刃
サイズは大型化
C5となって大きく変わったサイズ感。
C3からミルそのものが大型化されたことで容量やミル刃などもサイズアップした形です。
C2やC3と比べるとだいぶ大きくなったように感じます。

サイズアップしたことで容量も20g→25gへアップ。
この5gの差は2杯分を淹れるときに一番感じます。
私は2杯分には20gの豆を使うんですが、容量ギリギリだったC2、C3からC5となって余裕を持って2杯分を挽けるようになりました。
浅煎りはもちろん、深煎りの豆でも容量オーバーになりません。
また、オールメタル構造となったことで、耐久性もアップ。
初期の頃のC2やC3と比べると、かなり堅牢な造りになりました。
ただ、良いことばかりでなく、サイズや耐久性が上がったことで同時に重さも増しました。
サイズ感はXliteが近いですが手に持ったときのずっしり感はだいぶ異なります。
この点は人によって良し悪しの分かれるポイントだと思うので注意が必要。
調整ダイヤルに数字が追加
挽目の調整はC2やC3と同じく内側のダイヤルで行います。
ただこれまでと違うのは、Xliteのような数字付きのメモリが追加されたこと。
”今どの挽目なのか”が一目でわかるようになりました。
クリック感はカチカチと小気味よい感じです。
メモリの数字は0~15、数字間も2クリック分の調整が可能。
1クリックは0.031mmとかなり細かく、ESPモデルになると0.015mmとさらに細かく調整できるみたいです。
ただ一点、これは仕様なのか不具合なのかわからないんですが、メモリの0の位置にダイヤルが合いません。
0から2メモリ目(1番の手前)で止まってしまいます。

説明書によると”4クリック以下で挽かないように”との注意書きがあり、それ以上下がらなくしているのかもしれない。
元々使わない挽目なので不都合はないのですが、ちょっと気になったポイントでした。
ミル刃も進化
ミル刃も大きく進化してます。
直径が38mm(C3)→42mm(C5)となり、よりスピーディーで省力的に豆を挽けるように。
さらに刃自体も6枚刃→7枚刃となり、均一さにも磨きがかかっています。

付属の説明書によるとC5の挽目の目安は
- エスプレッソ 5-8
- ポアオーバー 10-14
- フレンチプレス 14-17
とのこと。
今回は細挽き~粗挽きまでの粒度の違いや挽きやすさを確認したいので
- 細挽き 7クリック
- 中挽き 14クリック
- 粗挽き 24クリック
の挽目で比べてみます。
豆の投入口は一気に入れてもこぼれにくいよう広くなっています。

下の写真は左から順に7クリック、14クリック、24クリックの挽目。

見た目には細挽き~粗挽きまで全体的に整っている印象です。
豆は2ハゼ手前くらいの中煎りを挽いてみたんですが、7クリックは挽くのが結構大変。
17クリックは挽きやすさ挽目ともにちょうどいいよく、16、7あたりが中挽きの基準になりそう。
24クリックまで粗くしても極端なバラつきはあまり出ずかなり挽きやすいですが、使用頻度は少ないかなと思います。
C5の挽き感を一言でいうなら”Cシリーズの挽き感”。
Cシリーズを使ってる方はわかるかと思いますがあの感じです。
機構がXliteに似ているのでXlite寄りなのかなと思ってたけど、そこはC2やC3に近い。
SLIMPlusとも違う。

ではC2、3からすごく挽きやすくなったのか?というとそこまでの違いはないように思う。
ただ、ハンドルが奥までしっかりはまるので挽いている途中で勢い余って外れにくくなりました。
安心してガシガシ挽けます。
Cシリーズの挽き感、挽きやすさのままサイズと重さがアップした感じです。
良かった点、気になった点
C5を使ってみた感想。
まずは良かった点から。
- デザインと質感
- ハンドルがしっかりはまる
- 容量アップ
- ダイヤル調整のしやすさ
デザインはC3から一気に高級感がでて上位モデルというのが一目でわかる。
重厚感(実際重い)もあってかなり気に入っています。
オールメタルとなったことで耐久性がアップしたことに加え、ハンドル部分のはめ込みがしっかりしたことで、勢いよく挽いても外れなくなり挽くときの安心感があります。
機構がXlite寄りになったことで内部はスッキリし、使い勝手の良い数字付きダイヤルになったのも良かったです。
次に気になった点。
- 重い
- メンテナンス性は微妙
- 0位置が合わない(不具合?仕様?)
一番気になったのは本体の重さ。
約640gとなりC3から比べるとかなり重くなった印象。
重くなった分挽きやすさも上がったかというとそうでもなく、シンプルに重くなったと感じる。
同じ重量級ミルでも1ZpressoK-Urtraは約690gほどありますが、こちらは挽きやすさが段違いで重さがあまりデメリットに感じないんですが、C5は挽いているときの重さ感じます。
また、内部パーツ数は多くメンテナンス性は微妙。
こちらは次回詳しく解説します。
ということで、
C2、C3の上位モデルとして登場したC5ですが、ミル刃、挽目、デザイン性、容量など多くの点がグレードアップし、これまでのタイムモアミルを踏襲したようなミルとなってます。
ただし、気になる点もいくつかあり、
C3からの買い替えを検討されている方は、挽目調整や均一さなど性能面の手応えは感じられると思いますが、重さがかなり上がっているので注意です。
詳しくは今後色々なミルと比較してみるつもりですが、外ダイヤル調整ができるS3、軽さ重視で性能も高いXliteやSLIMPlusといったモデルもあるので、そちらも視野にいれてみてもいいかもしれません。













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