最近、ドリップをしていて「何かうまく淹らない…」と感じることがある。
エグみや雑味が強く出るので、試行錯誤しながら「何が原因なのか?」悩んでいました。
そこで一度、ドリップポットを変えて気分転換をしてみた。
そしたら特に意識はしてなかったはずなのに、雑味のないクリーンなコーヒーに!
「スランプ気味な時こそ、自由に淹れてみるのものだな…」と強く思った。
今回は、うまく淹らない時に試してほしいおすすめの方法を2つ紹介します。
1. ドリップポットを変えてみる
もし、複数あるならドリップポットを変えてみてほしい。
まず、気分転換になる。
ちょっとドバッと出てしまったり、ドームが崩れてしまっても気にしない。
「何となく淹れたコーヒーが、なぜか美味しい」そうゆうことって意外とある。
あとは、自然と注ぎ方や抽出時間も変わる。
私の場合は、ドームを崩さないように慎重になっていたこともあり、「前半にゆっくり注ぎすぎて、後半に勢いをつけても中々落ちていかない」という感じだった。
そこで、ドリップポットを縦長型から釣鐘型に変えた所、最初から勢いがつき、後半も勢いが落ちなかった。
おそらく、エグミの正体は「慎重に注ぎすぎて過抽出になり、抽出時間も伸びて雑味も出てきた」そんな感じだと思う。
これは新しい発見。
結果として、雑味やエグミが消え、クリーンなコーヒーを淹れることが出来た。
【ドリップポットを変えた場合】
- 気分転換になる。
- 自然と注ぎ方が変わる。
- ドリッパーによって注ぎやすいポットが見つかる。
2. 挽目を変えてみる
もう一つのおすすめは、豆の挽目を変えてみること。
挽目を変えるとお湯の抜けが変わるので、抽出速度が変わる。
また、一粒一粒からの成分の溶け出しやすさも変わり、濃さにも影響する。
「何か味気ない」「速く落ちすぎてしまう」という時は、挽目を細かく。
「雑味が多い」「お湯を注ぐとすぐ浸浸になってしまう」という時は、挽目を粗くしてみるのがおすすめ。
【挽目を粗くした場合】
- お湯が速く落ちる
- 味が薄くなる
- 豆の特徴が出にくくなる
【挽目を細かくした場合】
- 落ちるスピートが遅くなる
- 味が濃くなる
- 豆の特徴が出やすくなる
気分転換に、自由に淹れてみる!
ハンドドリップには「ドームを崩さず」「抽出は○分以内」などのコツがある。
また、スケールを使うことで「狙った味に近づける」ことも出来る。
何もわからない時は「一つの目安」になり、雰囲気をつかむことが出来るけど、考えが凝り固まってうまくいかない原因にもなりうる。
スランプ気味な時こそ”自由に淹れてみる”ことで、新しい発見があるかもしれない。
コメント