KōNO(コーノ)のペーパーフィルターは以前紹介したMD-25の他、”コットンペーパー”と呼ばれるMD-26があります。
このMD-26というペーパー、コーノ愛用者にすごく人気で評判も良く、一度使ってみたいと思っていました。
今回はMD-26の特徴や味わい、MD-25との比較もしてみたいと思います。
コットンペーパー MD-26
MD-26C
- 形状 円錐型
- 素材 コットンパルプ、木材パルプ
- 枚数 40枚入り
- 価格 374円
MD-26の素材には木材パルプの他、コットンパルプが配合されています。
コットンパルプは繊維密度が高く保水性に優れ、
バージンパルプ単体のものよりもホールド性が高くゆっくり抽出されるため、抽出速度を落とす効果が期待できそう。
触ってみると、紙質はやや硬め。

油分を吸収するという性質もあるらしく、スッキリしたコーヒーになりそうな気がしますが、公式サイトによると「手軽にあっさり、まろやかなネルドリップに近い味わいを楽しみたい人におすすめ」とのこと。
MD-25との違い
MD-25W
- 形状 円錐型
- 素材 バージンパルプ
- 枚数 100枚入り
- 価格 539円
MD-25は素材がバージンパルプのみで紙質は柔らかく、両面クレープ加工で内外とも指で触るとハッキリわかる凹凸があります。
一方、MD-26の表面はややザラつきを感じるかなという程度の凹凸で、特に内面はかなりフラット。
質感は先程も言ったように硬めです。


1袋の枚数はMD-25は100枚、MD-26は40枚となっており、コスパ面ではMD-25の方が良さそう。
抽出ではMD-26の方がやや抜けが遅いような気もしますが、そこまで変わらないかなといった印象。
では味わいはというと、これは結構違う。
MD-26の方がまろやかさがあり、ネルを思わせるトロッとした口当たり。

MD-25はスッキリ、クリアといった味わいで、単体で使っているときにはまろやかと感じてましたが、一緒に飲み比べてみるとスッキリさの方が印象として残ります。
どちらも美味しいですが、
- MD-25は濃厚ながらもスッキリクリアで飲みやすい味わい。
- MD-26は濃厚さが増してトロッとしたリッチ感のある味わい
といった感じ。
気になった方はぜひ一度お試しあれ。
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