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コーヒー器具

【コーヒースケール比較】ハリオ「ポラリス」とタイムモア「Basic2.0」の違い

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本日は

  • HARIO(ハリオ)「ポラリス」
  • TIMEMORE(タイムモア)「BLACK MIRROR Basic2.0」

の2スケールを比較してみます。

スケール購入の際、多くの方が一度は検討するであろうこの2機種、

両者をしばらく使ってみたところ、どちらも性能は申し分なくスケールクオリティは非常に高い。

単純に高性能なスケールがほしいだけなら、どちらを買っても後悔はないと思う。

ただ、使い勝手の異なる部分がいくつかあり、どういった淹れ方をするかによって向き不向きはある感じ。

ということで、今回はそのあたりを詳しく解説していきたいと思います。

デザイン・スペックの違い

HARIO「ポラリス」

  • サイズ 幅12.7×奥行16.5×高2.8cm
  • 重量 約425g
  • 計量範囲 0.1g~2000g
  • 最小表示
    • 0.1g超え~300g以下 → 0.1g
    • 300g超え~1000g以下 → 0.5g
    • 1000超え~2000g以下 → 1g
  • 計測時間 9分59秒
  • オートパワーオフ 5分
  • 電源 単3電池×3本

TIMEMORE「BLACK MIRROR Basic2.0」

  • サイズ 幅13×奥行き15.2×高2.6cm
  • 重量 約380g
  • 計量範囲 0.5g~2000g
  • 最小表示 
    • 0.5g~1000g → 0.1g
    • 1001g~2000g → 1g
  • 計測時間 59分59秒
  • オートパワーオフ 5分
  • 電源 5V DC/1A TYPE-Cケーブル

サイズ感はポラリスの方が若干大きめです。

奥行きがやや長いですが、幅や高さは大差ない感じ。

BLACK MIRROR Basic2.0(以下Basic2.0)にはシリコンカバーが付属。
万が一こぼしたときの直撃防止や計量物のズレ、緩衝材としてなど地味に助かる場面は多い。

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[視認性・操作感度]

それぞれのディスプレイ表示ボタン周りはこんな感じ。

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Basic2.0は左右にボタンが2つ。

スッキリしているけど表示される情報量はやや多めな印象。

逆にポラリスはボタンは4つもあるのに表示内容は以外にスッキリ。

ポラリスは太めでややぼんやりとした輪郭、Basic2.0は細く輪郭もシャープ。

私はどちらかというとポラリスの方が見やすいですが、Basic2.0でも不便はないかと思います。
(視認性重視ならカラーはホワイトより圧倒的にブラックがおすすめ)

タッチ時の操作感ポラリスの方がレスポンスが速く、これにはちょっとビックリ。

前モデルのV60ドリップスケールとの比較では「ハリオはレスポンスが悪い」「ワンテンポ遅い」と反応の悪さが印象的だったんですが、まさかここまで進化してるとは…!

ただ、重さが決定するまでの時間は僅かにBasic2.0の方が速い。

タッチ感度はポラリス、確定までの時間はBasic2.0という印象です。

[計量範囲・最小単位]

  • ポラリス
    • 計量範囲 0.1g~2000g
    • 最小単位
      • 0.1g超え~300g以下 → 0.1g
      • 300g超え~1000g以下 → 0.5g
      • 1000超え~2000g以下 → 1g
  • Basic2.0
    • 計量範囲 0.5g~2000g
    • 最小単位
      • 0.5g~1000g → 0.1g
      • 1001g~2000g → 1g

ポラリスは前モデルから大きく進化し0.1g~計量可能。

0.5g~のBasic2.0でも使っていて不便はないけれど、より微細なものを量りたいならポラリスがおすすめ。

100g分銅でスケール精度も比べてみましたが、どちらも高精度。

1回目2回目3回目
ポラリス99.9g99.9g99.9g
Basic2.0100.1g100.1g100.2g

[計測時間・電源]

計測時間はBasic2.0が約1時間ポラリスが約10分間となっています。

大抵の方はどちらでも問題ないと思いますが、10分以上の使用を考えている方はBasic2.0を選ぶのがいいかもしれません。

電源はポラリスが電池式、Basic2.0が充電式

Basic2.0はタイプC端子なので他の機器とケーブルを兼用することも可能。

電池式のポラリスはストックがあればすぐにフル充電にできるのがメリット。

できることの違い

ポラリスの一番の特徴は、抽出比率を設定できること。

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抽出比率とは”コーヒー粉を1としたときの総湯量との比率”のこと。

例えば、コーヒー粉10g、総湯量を150mlとしたときの抽出比率は15となります。

この機能の便利なところは、コーヒー粉が10g、15g、20gと変化しても注ぐお湯の量(総湯量)をスケールが自動算出してくれるので、あらかじめ抽出比率を設定しておけば分量の変化にすぐ対応できるところ。

また、注湯を分割する淹れ方とも相性が良く中央の%表示で1湯目は◯ml、2湯目は◯mlといった目安を作ることもできる。

(私は淹れる分量が気分で毎回変わり分割して注湯するので、ポラリスとの相性がすこぶるよかった)

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右上の数値(2.0)が流量表示

Basic2.0は、前モデルのBasic+から新たに追加された流量計測機能が特徴的。

流量計測は現在注いでいる湯量が数値化される機能で、今どれくらいのスピードでお湯を注いでいるのかが目視で判断できる。

この機能はどちらかというと、最初から最後まで1湯で注ぎ続ける淹れ方と相性が良く、この値がブレないように意識することで常に一定の湯量をキープする目安になる。

そして、どちらのスケールにも搭載されている自動計測機能。

タイマーボタンを押さなくても注湯と同時に自動スタートしてくれる機能なんですが、これは両者使い勝手が少々異なる

Basic2.0は注湯と同時にスタートし、ドリッパーやサーバーを持ち上げるなどして重量が減少したら自動ストップする仕様。

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それに対しポラリスは注湯と同時にスタートするが自動ストップはなし。

ストップするには手動でタイマーボタンを押す必要がある。

そのため、

  • 抽出時間をキッチリ計測したい → Basic2.0
  • 抽出中にドリッパーを操作する → ポラリス

が良いのかなと思う。

それぞれのおすすめ

まずポラリスは毎回分量が変化する場合と相性がいい。

抽出比率を固定しておけば、粉量に応じてお湯の量をスケール側が自動算出してくれるので、

朝は自分と家族用に3~4杯分、夜は自分用に1杯分、のような場合でも毎回計算することなく味の濃淡バランスがとれる。

さらに注湯量が%で表示されるので、今まで感覚に頼ってきた部分をキッチリ注ぎ分けられる。

ただ、操作が独特でリセットボタンを押すタイミングによっては最初からやり直しになる可能性もあるのでいくらか慣れは必要かもしれない。

こういった設定が不要な場合は、抽出比率をOFFにしたシンプルなスケールとしても使えるので、割と万人向けなスケールな気がします。

(詳しくはこちらで解説しています)

Basic2.0は一定の湯量をキープする淹れ方抽出時間を計測したい場合と相性が良いスケール。

ポラリスに比べて見た目や機能がシンプルで、抽出比率が不要な方複雑なスケールが苦手な方はBasic2.0を選ぶのが正解かもしれない。

スケールの基本性能も高く、こっちもかなりおすすめなスケールです。

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