これからコーヒーを始めてみたいと思っているけど、「もしすぐに飽きてしまったら…」
そう思うと、あまり高価な器具には手を出しづらかったりする。
特にコーヒーミルはピンキリなので、安くてそこそこ性能の良いものは無いか?
そんな人におすすめなのが、HARIO(ハリオ)の手動ミル。
- 水洗い可能
- 豆(粉)の保存容器にもなる
- 刃のみ買い替え可能
と、いう感じでセラミック刃ながら、使いやすいミルです。
初めてのコーヒーミルを探しにおすすめの1台。
HARIO(ハリオ)セラミックコーヒーミル・スケルトン
MSCS‐2B | |
---|---|
サイズ | 幅172×奥行き93×高さ231mm |
重量 | 約480g |
粉砕方法 | 臼式 |
容量 | 100g |
素材 | 臼刃…セラミック 金属部分…ステンレス 本体…ポリプロピレン、ガラス |
カラー | ブラック |
価格 | 3,850円(公式ショップ) |
セラミックコーヒーミル・スケルトンは、コーヒー器具メーカーHARIO(ハリオ)の手動ミル。
私のは「MDCS‐2TB」という灰色っぽいカラーのやつで廃盤になったのか、今は黒一色のよう。
他のミルではあまり見かけない、ちょっと変わったギミックが特徴です。
粉受けはガラス製
まず目を引くのは、ガラス製の粉受け。
ガラスのメリットは、外からでも中が見えること。
挽目調整の際に臼刃が覗けるので、今粗挽きなのか、細挽きなのかがわかりやすい。
また、挽いた粉の状態も一目瞭然で、いちいち粉受けを開ける必要もない。
大容量&保存容器になる
粉受けは、そのまま保存容器にもなる。
付属品として粉受け用の蓋が付いてくるので、挽いた粉が余ってしまったとしても、そのまま保存が可能。
容量も100gと安心の大容量。
手を汚さずに挽目調整
手動ミルの多くはこんな感じで、臼刃の裏側で調整するので指が汚れて若干ストレス。
しかし、このミルはハンドルの根本部分で調整するようになっていて、指が汚れない仕組み。
調整方法は、まずハンドルを外し、臼刃の軸を押さえながらネジを回す。
ネジを緩めていくと、臼刃と外刃の隙間が開いていき粗挽きに。
締めると細挽きになります。
(ネジに何か印をつけておくとわかりやすい)
位置が決まったら、ストッパーで固定することで動かなくなります。
パーツごとの買い替えが可能
このミルの便利なところは、パーツごとの購入が可能なことで、HARIOのショップで売られています。
パーツ・部品一覧(公式ショップ)分解時に無くしたり、刃こぼれして切れ味が落ちたりしても、すぐに復活。
目安として、滑ってしまって思うように粉砕出来なくなったら、刃の交換時期。
(私の場合は、毎日使って1年くらいで切れ味の衰えを感じてきました)
ちなみに、丸洗いも可能。匂いや汚れの心配も少ない。
挽きやすさと均一さ
挽きやすさ
このミルは手で持って挽くことも出来るけど、据え置く方が挽きやすい。
底部に滑り止め(脱着可能)が付いているので、ズレずにしっかり固定でき、握り込むクビレもある。
中煎り~深煎りの豆であれば、さほど手が疲れずに挽けると思う。
浅煎りのような硬い豆になると、所々で引っかかりやや挽きづらい。
浅煎りでもスラスラ挽きたいなら、ステンレス刃のミルがおすすめです。
均一さ
挽いた粉の均一さは、こんな感じ。
一番締まった状態を0として、
・細挽き(3穴目)
・中挽き(6穴目)
・粗挽き(10穴目)
細挽き、中挽きはそこそこ揃っているのに対し、粗挽きはややバラツキが目立つ。
あまり緩めすぎず、中粗挽きくらいが使いやすくおすすめです。
・中粗挽き(8穴目)
こんな人におすすめ!
中細挽き~中粗挽きが得意なミルで、丸洗い可能で保存容器にもなり、使い勝手は良い。
そしてなにより、パーツごとの買い替えが出来るのが、かなりイイ。
均一さに関しては、ドリップ用には良いけど、エスプレッソ用としては厳しめ。
ハンドドリップ用の安価で使いやすいミルを探してる方は、とてもおすすめです。
【こんな人におすすめ】
- 初めての1台を探している
- ハンドドリップ用のミルを探している
- 安くて使いやすいミルが欲しい
- 水洗い出来るミルが欲しい
- 保存容器にも使えるミルが欲しい
【その他のおすすめ手挽きミル】
コメント