今回は SLIMPlus(タイムモア)の分解組立&清掃方法を紹介します。
といっても、基本的にはC2やC3など他のタイムモア製ミルとほとんど方法は同じ。
内部パーツの形状や向きが若干異なる程度なので、それらを持っている方であれば手順に関しては問題ないと思います。
その他の注意点としては、
- 水洗い不可
- 細かいパーツはなくさないように
- パーツの向きが説明書に載ってない
といったところ。
分解方法
冒頭でもいった通り基本的なやり方はC2やC3と同じ。
まず、粉受けを外し、挽目を調整するときと同じ要領で調整ダイヤルを反時計回りに回していきます。

するとダイヤル部分が外れて中のパーツが取り出せるようになるので、ダイヤルパーツ(2種)、臼刃、バネ、ワッシャーを取り出します。

パーツの向きや順番などが説明書に詳しく載っていないため、不安な方はこのときのパーツの向きをスマホなどで撮影しておくのがおすすめです。
最後に上からハンドルとシャフトを外せば、分解完了。
清掃方法
分解したパーツをざっと並べるとこんな感じ。
(ハンドルつまみも一応外せます)

水洗いはできないので、ブラシやクリーナーなどを使ってパーツを一つ一つ掃除していきます。
ブラシは細めのものが1本付属してくるので別途購入の必要はありません。

このブラシ1本で掃除することもできるんですが、クリーナーがあるとかなり捗るのでおすすめ。
Amazonにたくさん種類があり、どれも性能的にそんなに変わららず大体2,3千円くらい。
参考までに私が購入したのはこちらのモデル。
間違って吸ってしまってもフィルター手前で止まるので安心です。

組立方法
組立は分解の逆手順で行います。
本体にシャフトを通し、ハンドルを装着。
内側から
- ワッシャー
- バネ
- 臼刃
- ダイヤルパーツ(2種)
の順に通していきます。

ワッシャーに上下の向きはありませんが、バネは広がってる方が上になります。

臼刃とダイヤルパーツは溝と突起を合わせて装着します。

すべて通し終えたらダイヤルを少し押し込んで時計回りにまわして締めていきます。
押し込みながら回すより押し込んでから回すのがコツ。
これ以上締まらないところが”0”となり、そこを基準に次回の挽目を調整します。
最後に粉受けを取り付けて完成。
パーツ数は多くも少なくもなく特殊なパーツなどもないので、メンテナンス性はミルとして平均的。
工程が難しい部分も特になかったように思います。
よければ参考にしてみてください。
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