最近は健康志向の方も増え、オーガニックな食品にこだわっている方も多いんじゃないでしょうか。
農薬などの化学肥料を使わないオーガニック野菜などは、味も美味しいといわれることもあるけど、同じ農作物でもコーヒーはどうなのか。
色々探してみると、「扱っている豆はすべてオーガニック」という、TOKYO COFFEE(東京コーヒー)なるお店を発見。
こちらの豆を淹れて試して見ることにしました。
TOKYO COFFEE(東京コーヒー)とは?
Amazonでもちらほら見かける『TOKYO COFFEE(東京コーヒー)』。
コーヒー豆はブレンドからストレートまで、すべて有機にJAS認証されていて、オーガニックにとてもこだわりを持っている。
オーガニックのメリットは、農薬や化学肥料を使わないことで環境や健康への負担が少ないという点。
その分価格が高めなことが多いが、東京コーヒーの豆は200g1,500~2,000円と、そこまで高くない。
コーヒー豆は全20種ほどで主にストレート中心だが、ブレンドやデカフェもある。
”焙煎したその日に出荷”とのことで鮮度にも気を使われていて、豆の膨らみも良好でした。
お試しセットの内容
購入したのは、初めての方向けのお試しセット。
内容は、東京コーヒーおすすめの豆が50g×4種入っていて、少量ずつ味見出来るというもの。
こちらは「Tokyo Coffee Blend」
ペルー、東ティモールなどがブレンドされているようで、見た目的には、中煎りシティ辺りの焙煎。
酸味と苦味のバランスでいうと、やや酸味よりの味わい。
チェリーのような鮮やかな酸味が印象的で、苦味はスッキリ。
2種目は「East Timor Organic Coffee」
お試しセットに東ティモールを入れてくるって、中々攻めたチョイス。
今回の中では一番浅めの焙煎で、普段使っているタイムモアC2で挽いてみると、ところどころ引っかかるくらい硬め。
こちらも酸味が特徴的で、レモンのようなエッジの効いた酸がジュワッと口の中に広がる感じ。
口当たりはオイリーで、爽やかだけど飲みごたえのあるコーヒー。
3種目は「Organic Sumatra」
よく見る深煎りのマンデリンより、少しだけ浅めの見た目。
チョコレートのような苦味としっかりしたコクがある。
深煎りに入るか入らないかくらいの焙煎なので、ガツンとした苦味よりもコクを特に感じられる。
最後は「Organic Decaf Mocha」
4つの中では、おそらく一番焙煎が深い。
風味は”エチオピアの深煎り”という感じで、スモーキーさの中にエチオピア特有の華やかさはちゃんと残っている。
味わいは、麦茶のような感じ。ちょっと変わった味のコーヒー。
この豆だけなぜか全く膨らまなかった。
一般豆と比べて
TOKYO COFFEE(東京コーヒー)の4種の豆は、どれも特徴的なものでした。
マンデリンは深煎りにせず少し浅めで止めてるし、東ティモールはとにかく酸味が印象的。
看板ブレンドの「TOKYO COFFEE BLEND」にしても、全体的に見ればバランス型とはいえ、酸味に寄せた攻めたブレンド。
かと思えば、エチオピアの焙煎はとても深い。
エチオピアだけ正直微妙だったが、他はどれも美味しかった。
一般的な豆と比べて特別美味しいというわけではなかったけど、スペシャルティコーヒーのような上質な酸味は感じられました。
すべてJAS認証のオーガニック豆ということで、普段から体調に気を使っている方であれば、満足感は高いんじゃないでしょうか。
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