以前利用してみていい感じだった、PostCoffee(ポストコーヒー)。
前回はサブスクでおすすめをチョイスという形でしたが、今回は単品で好きな豆をピックアップして、自分セットを作ってみました。
単品購入の良いところは、
- 好きな豆を選べる
- 好きなショップを選べる
- 45g~300gで量を選べる
という感じで、「気になるショップを少量から試してみたい」「好きな豆だから多めに買っておきたい」というとき、非常に便利。
送料はサブスク同様無料なので、気軽に利用出来るのも魅力。
PostCoffeeとは?
「そもそもPostCoffeeって何?」という方に、簡単に紹介。
PostCoffee(ポストコーヒー)は、コーヒー専門の総合通販サイト。
国内外のコーヒーショップの商品を数多く取り扱っており、コーヒー豆などがメイン。
その他、アクセサリやギフトもいくつか。
コーヒー豆はすべて、酸味や香り、風味などが突出したスペシャルティコーヒー。
現在のショップ数は31で、
- 国内25
- 国外6
という感じ。
加えて、PostCoffeeオリジナルの豆もいくつかあり、ラインナップはとても豊富。
そして、最も嬉しいのは、送料無料で楽しめるということ。
ネコポスサイズが基本のためか、PostCoffee側で負担してくれるとのことで、ネットストア最大の悩みが解決されています。
「豆の選び方がよくわからない…」という方は、サブスク形式が好みの豆を見つけやすくおすすめ。
セット内容・おすすめショップ
今回選んだコーヒー豆たちを紹介。
6ショップ分注文したので、通常サイズの箱で届きました。
COFFEE COUNTY(コーヒー カウンティ)
COFFEE COUNTY(コーヒー カウンティ)は、福岡県のコーヒーショップ。
店内は”コーヒー発祥の地”エチオピアを思わせる、土壁や木材を使ったインテリアが特徴。
コーヒー豆もエチオピアのもので、「エチオピア ビルハヌ ディド ナチュラル」
豆の表面にまだ明るさの残る浅煎りのコーヒー。
今回の中では、一番浅かった。
柑橘系のエッジの効いた酸味と、ジューシーさが印象的で、まるでグレープフルーツのよう。
後味はスッキリというより、やや余韻の残る感じ。
【COFFEE COUNTY】
https://coffeecounty.cc/
LIGHT UP COFFEE(ライトアップ コーヒー)
SNSなどで人気のある東京吉祥寺のショップ。
以前のサブスク利用のときに美味しかったので、再度購入。(豆の種類は違いますが)
今回は、「ホンジュラス キャバレロ」
シトラス系の果実感のある香りと、優しい甘みのある味わい。
酸味中心かと思いきや、最後に苦味のアクセントがあり、これがクセになる!
爽やかな酸味と甘みが広がった後、アクセントのある苦味で閉じる感じ。
個人的にスッキリ飲みやすい印象のホンジュラスでしたが、また違った味わいで美味しい。
【LIGHT UP COFFEE】
https://lightupcoffee.com/
TRUNK COFFEE(トランク コーヒー)
あのORIGAMIドリッパーの開発にも携わった名古屋のショップ。
ORIGAMIドリッパーは私も普段から愛用している、お気に入りのドリッパーでおすすめです。
コーヒー豆は、「ニカラグア リモンシージョ ファンキーナチュラル」
せっかくなので、ORIGAMIで淹れてみました。
梅のような酸味とフレーバーがとにかく印象的!
甘酸っぱさの中に苦味もあり、不思議な味わいです。
公式ショップでは、品薄気味なORIGAMI関連の商品も扱っているので、気になる方は覗いてみてください。
【TRUNK COFFEE】
https://www.trunkcoffee.com/
COYOTE(コヨーテ)
エルサルバドル産のコーヒーに特化した京都のショップ、COYOTE(コヨーテ)。
エルサルバドルのコーヒーは土地柄、酸味や風味に優れたものが多いのが特徴。
こちらは、「エルサルバドル アコパカ生産者組合 パカマラハニー」
トロっとした舌触りで甘みが強く、柔らかい苦味とシュッとした酸味のバランスが◎。
ミルクを少し加えると、栗のようなコックリとした風味が増し、ホッと一息入れたいときにとてもおすすめ!
【COYOTE】
https://coyote-coffee.jp/
Mel Coffee Roasters(メル コーヒー ロースターズ)
メルボルンスタイルのコーヒーが楽しめる大阪のショップ。
公式サイトの方は、多種多様な形式からコーヒーを選べるのが特徴で、コーヒー豆、リキッドタイプ、ドリップパックなどなど。
こちらは「コロンビア ビラファティマ ティピカ」
最近流行りのジューシーな酸味ではなくクリーンな酸味でキレが良く、後味はとても爽やか。
優しい甘みとナッツ感もあり、浅煎り特有の尖った風味の角がいい意味でとれていて、スッキリ飲みやすいタイプの浅煎りです。
【Mel Coffee Roasters】
https://mel-coffee.jp/
27 COFFEE ROASTERS(27 コーヒー ロースターズ)
最近人気を集めているホンジュラスのコーヒーを数多く取り扱っているショップ。
ホンジュラスだけで色々な農園、製法のものがあり、コーヒー豆を1コンテナ(焙煎豆約15トン分)で仕入れているんだとか。
こちらは、「ホンジュラス ベジャ ヴィスタ アナエロビック ハニー」
キャラメルりんごのような酸味と苦味が特徴で、苦味に始まり酸味の余韻で消えていく感じ。
焙煎は深めなんですが、特徴的な酸味がしっかり残っていてすごい。
【27 COFFEE ROASTERS】
https://27coffee.jp/
今回の利用で感じたこと
一口に酸味といっても、柑橘系だったりベリー系だったり、エッジが効いていたり柔らかかったりと、どれも同じものがなく非常に面白かった。
送料を気にせず、少量からでも注文出来るのもポイント。
サブスクが豆の知識がなくても利用できたり新しい発見があるのに対し、単品購入のメリットは、
- 好きな豆が選べる
- 好きな焙煎度で選べる
- 45g~300gの間で量を調整出来る
という点で、好きな豆を好きな量で注文出来るのが最も良かった。
すべてスペシャルティコーヒーということで、酸味や風味に優れたコーヒーが楽しめる一方、必然的に浅煎り多めのラインナップになりがちなので、苦手な方は注意。
サブスクで味の傾向がわかってきてからのステップアップにもいいかもしれない。
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