今回は松屋珈琲さんで生豆を購入したので、欠点豆や味、焙煎した感覚などを紹介したいと思います。
松屋珈琲といえば、やはり激安価格。
送料はかかりますが、他店より3~4割ほど安く買えます。
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【松屋珈琲 Amazon】今回の生豆
今回購入した生豆を紹介。
イエメン・マタリ NO.9
![matsuya-coffee-2_2](https://shinocoffee.com/wp-content/uploads/2023/08/matsuya-coffee-2_2.jpg)
エチオピアとともに”モカ”の名で呼称される、香り高いイエメンコーヒー。
イエメンは、地域ごとに等級付けされている少し特殊な豆。
![matsuya-coffee-2_3](https://shinocoffee.com/wp-content/uploads/2023/08/matsuya-coffee-2_3.jpg)
農園名より地域名で記載されることが多く、こちらはマタリ地方のもの。
「マタリ」はNo.9~No.6までがあり、No.9は最高ランク。
生豆は細長い形が特徴的。記載は無いけどおろらくナチュラルで、この時点で芳醇な香りが漂っています。
欠点豆はカビ豆や過発酵豆が多い印象でしたが、発酵豆は取り除きすぎると特有の風味が薄れると聞いたことがあるので控えめに。
最終的に欠点豆は24個でした。
![matsuya-coffee-2_4](https://shinocoffee.com/wp-content/uploads/2023/08/matsuya-coffee-2_4.jpg)
浅煎りもいいですが、深みのあるワイニー感を楽しみたかったので深煎りに。
2ハゼピークで煎り上げ。焙煎時間は13分35秒。
ナチュラルにしては思ったより火の通りが遅く、想定より1分ほど後ろにズレてしまいました。
![matsuya-coffee-2_5](https://shinocoffee.com/wp-content/uploads/2023/08/matsuya-coffee-2_5.jpg)
お湯を注ぐと気品のあるワイニーな香りが。
![matsuya-coffee-2_6](https://shinocoffee.com/wp-content/uploads/2023/08/matsuya-coffee-2_6.jpg)
ただ、焙煎直後ということもあり、泡がすごい(笑)
1週間くらい寝かせたくらいがちょうどいいかも。
![matsuya-coffee-2_7](https://shinocoffee.com/wp-content/uploads/2023/08/matsuya-coffee-2_7.jpg)
特に甘みが強く、柔らかいんだけどカラッともしている独特な苦味で、キレも良い。
エチオピアのウォッシュドとナチュラルの中間くらいの感じで、芳醇だけど飲みやすい。
ケニアAA
![matsuya-coffee-2_8](https://shinocoffee.com/wp-content/uploads/2023/08/matsuya-coffee-2_8.jpg)
人気の高いケニア産コーヒー。
「AA」はスクリーンサイズ17~18(6.8㎜~7.2㎜)のもの。
高級品で普段は中々手が出ないケニアですが、1kg1,749円で買えました!
欠点豆は13個。
![matsuya-coffee-2_11](https://shinocoffee.com/wp-content/uploads/2023/08/matsuya-coffee-2_11.jpg)
全体的にキレイで色合いが揃っており、欠点豆も少なめでした。
![matsuya-coffee-2_9](https://shinocoffee.com/wp-content/uploads/2023/08/matsuya-coffee-2_9.jpg)
![matsuya-coffee-2_10](https://shinocoffee.com/wp-content/uploads/2023/08/matsuya-coffee-2_10.jpg)
焙煎は2ハゼピークあたりのフルシティ
(ケニアはやっぱりこれ!)
生産地としては雨量が少なめなためか、色づきはやや速めな印象。
焙煎時間は12分47秒でした。
こちらは数日置いたものを、アイスコーヒーに。
![matsuya-coffee-2_12](https://shinocoffee.com/wp-content/uploads/2023/08/matsuya-coffee-2_12.jpg)
ケニアらしいカシス感と、中深の苦みが絶妙。
マンデリンとはまた違った、コク深さです。
コロンビア・サン・アグスティン(カフェインレス)
![matsuya-coffee-2_13](https://shinocoffee.com/wp-content/uploads/2023/08/matsuya-coffee-2_13.jpg)
こちらはデカフェのコロンビア。
製法はメキシコの天然水を使用した「マウンテンウォータープロセス」。
カフェインが約97%除去されています。
封を開けると、カフェインレス特有の茶色い豆色と甘じょっぱい香り。
![matsuya-coffee-2_14](https://shinocoffee.com/wp-content/uploads/2023/08/matsuya-coffee-2_14.jpg)
欠点豆の種類は虫食いが多めで、35個。
![matsuya-coffee-2_15](https://shinocoffee.com/wp-content/uploads/2023/08/matsuya-coffee-2_15.jpg)
コロンビアは豆が”硬め”ということもあり、焙煎は水抜き時間を少し長めにとって、2ハゼ始まりあたりのシティローストに。
焙煎時間は11分55秒。
キレイに焼けましたが、1ハゼがやや控えめな印象でした。
![matsuya-coffee-2_16](https://shinocoffee.com/wp-content/uploads/2023/08/matsuya-coffee-2_16.jpg)
味はコロンビアらしいキレイな酸味で苦味とのバランスが良く、ややスパイシー感も。
デカフェだけど、少し攻めて浅めの焙煎でもいけそうです。
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