私の愛用しているカリタの『Next-G』。
非常に優秀なミルで毎日使用していますが、定期的なお手入れは必要不可欠。
今回はそのお手入れ方法を、2種類紹介します。
【今回の内容】
- 通常メンテナンス(2~4週間に一度)
- しっかりメンテナンス(3~6ヶ月に一度)
通常メンテナンス
【目安 2~3週間】
2~3週間に一度が目安の掃除方法。
【必要なもの】
- 10円玉
- ブラシ
カバーを外す
まず、カバーの上にティッシュを敷く。(粉の片付けが楽になるのでオススメ)
10円玉でサイドのネジを緩め、ダイヤル部分を外す。
完全に緩めると「ゴロッ」と落ちるので、手で押さえながらやると安全。
ブラシで掃除
こんな感じで「ダイヤル部分」と「回転刃部分」に分かれるので、ブラシを使って掃除する。
歯ブラシでもいいですが、奥まで掃除できるこんな感じのブラシがおすすめ。
組み立て
キレイになったら、元通りに組み立ていく。
「回転刃部分」の中心にバネを入れ、本体に挿し込む。
(軽く押しながら回していくと「カチッ」とハマる)
サイドのネジをしっかり締めて完成。
しっかりメンテナンス
【目安 3~6ヶ月】
中までしっかり掃除したい時の掃除方法、最低でも半年に一度はやったほうがいいかも。
【必要なもの】
- ブラシ
- 10円玉
- プラスドライバー
- つまようじ
カバーを外す
通常メンテナンスと同じく、「ダイヤル部分」と「回転刃部分」を取り外す。
回転刃側の掃除
刃のサイドがネジで固定されているので、プラスドライバーで外していくのだけど、ヘッドの部分が粉で埋まっているので、つまようじを使ってネジ穴を掘り起こす必要がある。
ヘッドが滑めらないよう、しっかり隅まで掻き出す。
ブラシでしっかり掃除。
本体刃側の掃除
ダイヤル側と同じように、本体側の刃も外せる。(刃はどちらも同じなので、わからなくなっても大丈夫)
こちらも大分溜まっている、しっかりと奥まで掃除。
組み立て
掃除が終わったら、元通りに組み立て。
外した刃をドライバーで固定していく。
ネジにパッキンを通し、刃のギザギザが手前にくるように固定。
もう片方も同じように固定。
後は通常メンテナンスと同じように「回転刃部分」を挿し込み、「ダイヤル部分」を10円玉で締めて固定。
ダイヤル調整
掃除は完了ですが、この状態では「メモリ」と「刃」の位置が正しくないので、最後に『ダイヤル調整』をする必要がある。
まず、中央のネジをドライバー緩め、カバーを外す。
電源プラグを挿しスイッチを入れてモーターを回した状態で、白い歯車を右に回していく。
すると、「ザー」という音が鳴り、刃と刃が擦れるポイントがある。
手を止めてスイッチを切り、音がなった箇所から1メモリ左に戻す。(ここが一番細挽きになる)
最後にダイヤルカバーの「1番左のメモリ」と「本体の丸印」を合わせてカバーを取りつける。
これで、ダイヤル調整は完了。
お疲れ様でした!
定期的な掃除がミルの長持ちにつながる!
今回は、『Next-Gの掃除方法』を2種類紹介してみました。
内部までしっかり掃除するのは、分解、組み立ての工程が多く、ダイヤル調整もあるので私は3ヶ月に1度くらい。
普段は通常メンテナンスを2~3週間に一度やっていれば問題ないと思う。
また、ホッパーと台座は取り外しでき、水洗い可能。
定期的な掃除をすることで、
【掃除をしないと…】
- ミルの故障
- 古い粉による味のブレ
- 刃に粉が挟まる
- 挽目がブレる
といったリスクの軽減にもなるし、衛生的。
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