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焙煎

【焙煎レポート】ブラジル セラード手摘み完熟豆 セミウォッシュド シティロースト

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今回の焙煎

今回焙煎する豆は「ブラジル セラード 手摘み完熟豆 セミウォッシュド」

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こちら1kgを松屋珈琲さんで購入しました。
https://matsuyacoffee.shop-pro.jp/?pid=174293668 

品種はムンドノーボアカイヤ種、カツアイアマレーロ種。

生産者の方が手摘みで収穫され、さらに電子選別機で未熟豆を取り除いているらしく、通常のNo.2に比べて欠点豆はかなり少なめでした。

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通常のブラジルNo.2よりも、

  • 甘みが強い
  • 味わいに透明感
  • フレーバー豊か
  • コク深い
  • 滑らかな飲み心地

といった点が特徴。

Win’dry(風干し)という方法でじっくり乾燥させることで甘みが増すんだとか。

焙煎してみる

こちらをシティローストで焼いてみようと思います。

味わいに軽さを残したいので、2ハゼ手前くらいの煎り上げを目指します。

今回の焙煎

  • 生豆量…220.3g
  • 投入温度…120℃
  • 目標焙煎度…シティロースト
  • 目標焙煎時間…17分30秒
    • Drying Phase…10分00秒
    • Maillard Phase…4分00秒
    • 1st Crack(1ハゼ)…1分30秒
    • Dvelopment Phase…2分00秒

生豆を投入してから4分経過の様子。

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少しずつチャフが剥がれてきましたが、大きな変化はまだ見られません。

これが7分経過する頃には白っぽくなって火が入ってきた感じ。

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そのまま9分半を超えたあたりで黄金色に色づいてきました。

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少しカバーを開け、さらに煎り進めます。

投入から13分ほどで1ハゼ発生。

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が、ここでアクシデント。

使用中のガスボンベが切れて火が止まってしまいました。

急いで交換しましたが1分ほど消化状態が続き、勢いのあったハゼ音が弱々しいものに...

再び点火後、2、30秒ほどでハゼ音も勢いを取り戻しましたがこれがどう影響するか。

そのまま様子を見つつ、2分13秒後に煎り上げ。

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パッと見大きな煎りムラはなく、ふっくら焼けているように見えますが味の方は果たして...

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飲んでみるとネガティブな感じはないんですが、なんだか風味が弱い。

焙煎翌日ということを差し引いても弱めな気がします。

味は苦味や酸味よりも甘みが際立っており、優しい自然な感じの甘さがあります。

通常のNo.2は口当たりがカラッとしている印象ですが、この豆は滑らかさがありボディ感もあります。

苦味はまだ軽く、これからしっかりしてくるというところ。

ハイローストを出てすぐくらいな煎り上がりとなりました。

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焙煎のポイント・改善点

焙煎結果

  • 焙煎後重量…184.8g
  • ボトム(中点)…90℃
  • 焙煎度…シティロースト
  • 焙煎時間…16分52秒(-38秒)
    • Drying Phase…9分24秒
      (-36秒)
    • Maillard Phase…3分28秒
      (-32秒)
    • 1st Crack(1ハゼ)…1分47秒
      (+17秒)
    • Dvelopment Phase…2分13秒
      (+13秒)

酸味:苦味=4:6くらいを目指していましたが、5:5くらいな感じで目標の焙煎具合よりもやや浅めな仕上がり。

もう少し煎り込んでも良かったかもと思います。

ナチュラルではなくセミウォッシュドなので、焙煎前半はやや火の通りが遅かった印象。

途中アクシデントもありましたが、このくらいの焙煎でもしっかり甘みは感じたので2ハゼを超えてフルシティくらいで焼いてみても絶対美味しいと思う。

苦味で甘みがさらに引き立つ気がします。

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