今回の焙煎
今回焙煎する豆は、「エルサルバドル SHG ボルハ・ナサン農園 W」
- 地域 アワチャパン県アパネカ地区
- 農園 ボルハ・ナサン農園
- 標高 900m~1500m
- 品種 ブルボン、パカス、サンパチョ
- 精製方法 ウォッシュド
- サイズ 16+
サンパチョという品種は初めて聞くのでよくわかりませんが、ブルボンやパカスは小粒で甘みがあるのが特徴です。
ボルハ・ナサン農園では、ウォッシュド精製時に使用した水をろ過して自然に戻したり、コーヒーのパルプや葉を有機肥料として農園で使用したりなど、環境へ目を向けた取り組みもされているよう。
「エルサルバドル SHG ボルハ・ナサン農園 W」
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焙煎してみる
エルサルバドルは味のバランスがとても良く、シティ~フルシティくらいが美味しい!
今回はスッキリ飲みたいので、シティローストで焼いてみたいと思います。
出来れば2ハゼに入るか入らないかくらいのギリギリで煎り上げたいところ。
今回の焙煎
- 生豆量…220g
- 投入温度…180℃
- 目標焙煎度…シティロースト
- 目標焙煎時間…13分30秒
- Drying Phase…6分00秒
- Maillard Phase…3分00秒
- 1st Crack(1ハゼ)…1分30秒
- Dvelopment Phase…3分00秒
それでは焙煎スタート。
前回200℃投入して120℃まで落ちたので、20℃落として180℃で投入。
ボトム温度100℃を目指します。
が、115℃でストップ。今回はここがボトムのよう。
火力を微調整して修正します。
小粒のウォッシュドで豆自体もさほど硬くなさそうなので、Drying Phaseにシビアにならなくて良さそうなのが幸い。
7分経過。180℃でこんな感じ。
その後5分ほどで1ハゼ発生。
そこから3分経過。
ややシワが残ってますが煙がだいぶ濃くなってきてるので、おそらく2ハゼはもうすぐそこ。
今日はここで煎り上げ。
焙煎時間は20分02秒でした。
焙煎結果
- 焙煎後重量…184.5g
- ボトム(中点)…115℃
- 焙煎度…シティロースト
- 焙煎時間…20分02秒(+6分29秒)
- Drying Phase…8分24秒
(+2分24秒) - Maillard Phase…6分23秒
(+3分23秒) - 1st Crack(1ハゼ)…2分04秒
(+34秒) - Dvelopment Phase…3分08秒
(+8秒)
- Drying Phase…8分24秒
焙煎のポイント・改善点
キレの良い酸味と軽めのコク。
飲みやすいバランス型のコーヒーといった味わいです。
まだ苦味は軽く甘みもあって、狙っていたシティローストに焼けたんじゃないかと思います。
スッキリしているので、ガブガブ飲めちゃいます(笑)
前回グァテマラのナチュラルを焼いた時、焙煎に23分かかっても香りが飛ぶどころかすごく出ていたので、今回も少し時間をかけてみました。
結果、香りはまずまず。
味の方は美味しいんだけど、強いていうならちょっとだけ渋みのようなものが混じっていたのが気になりました。
投入直後の修正の影響でDrying Phaseが不十分だったのか。
ボトム90℃~100℃くらいからスタートしてジワジワ温度を上げていきたいんですが、次回はもう少し投入温度を下げてトライしてみます。
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