コーヒー沼にはまってくると、すでに持っているにもかかわらず同様のアイテムをもう一つ…
という経験、私だけではないはず!
例えば手挽きミル。
最初は1本だけだった手挽きミルも最近は数が増えてきたので、手持ちのミル比較をしてみたいと思います。
今回はTIMEMOREと1Zpressoの高コスパモデルXlite(TIMEMORE)とX-proS(1Zpresso)を比較。
実際使用して感じた良い点悪い点、挽目の粗さや調整方法なども見ていきたいと思います。
XliteとX-ProS
Xliteはタイムモアのラインナップの中では上位モデルにあたり、C2、C3などのエントリーモデルからミル刃が進化、容量が約10gアップ、デザインも一新されました。
発売は2~3年くらい前ですが、今でもタイムモアのフラッグシップとして活躍しています。
コスパの良い器具が多いタイムモアの中でも、個人的にはかなり高コスパ機種なんじゃないかと思っています。
一方、X-ProSは手挽きミルを専門にしている1Zpresso社のミル。
1Zpressoミルの特徴は、均一さはもとより折畳式ハンドルや外ダイヤルによる挽目調整など、機能性も重視されている点。
それゆえ高価で手が出しにくいんですが、X-proSは価格と性能のバランスがとれた高コスパモデルになっています。
(これより下のモデルは内ダイヤルだったり挽目幅が狭かったり機能性が今ひとつ、上のモデルは価格が跳ね上がります)
高性能ながら比較的手の出しやすいギリギリラインといったところ。
現在はX-Ultraというモデルにマイナーチェンジされてるようで、カラーが一新された他、粉受けが上位モデルと同じマグネット式に変更されています。
ただし、挽目や調整方法などの基本部分は同じのため、今回は手持ちのX-proSを使って比較してみます。
挽きやすさ
容量はどちらも約30gですが、Xliteの方が僅かに重量が軽い。
- Xlite 約603g
- X-proS 約612g
10gしか変わりませんが、手に持ってみると数字以上にXliteの方が軽く感じます。

ただ、軽さのせいなのか、Xliteは粉受脱着時の擦れ音がやや響く感じがあり、不快に感じる方もいるかもしれません。
X-ProSはグリップ部分がレザーになってるため、握り込みやすい。
ハンドルも長くツマミも大きめで、挽きやすさではX-ProSが優秀。
(高級感もある)

ただ一点、X-ProSは豆残りが発生しやすく、最後に1,2粒残る。
(Xliteは最後まで挽ききれる)
そうなった場合、ゆっくり挽くことで挽き切ることはできるんですが、毎回となるとちょっとしたストレス。
”挽きやすいけどちょっと難あり”という感じで非常に惜しい。

挽目調整のしやすさ
挽目調整は文句なしにX-ProSが優秀。
1Zpressoミルの特徴でもある外ダイヤルによる挽目調整が可能で、ワンタッチで簡単。指も汚れない。
調整幅も1周60段階で5.5周、全330段階の調整が可能になっており、かなり幅広く調整できる。
こまめに挽目を変えたい方ならX-ProSがおすすめです。

Xliteは内刃のダイヤルで調整する方式。
外ダイヤル式と比べると面倒ですが数字が振ってあるので、同じ方式の他のミルと比べると簡単な印象。

調整幅は1周46段階。
全何段階かの記載はありませんが、参考までに4周近く粗挽き方向へ回すと内刃が外れます。
メンテナンス
分解、清掃、組立の工程はXliteの方が楽です。
工程がシンプルでパーツ数が少なく、構造もスッキリしています。

X-ProSも楽な部類ではあるけど、さらにその上をいっている。
詳しくはこちらで解説しています。
挽目を比較
挽目は細挽き、中挽き、粗挽きの3段階で比較。
まずは細挽き
- Xlite 5クリック
- X-ProS 0周4番

X-ProSの方がだいぶ細かめ。
もはやパウダー状で、揃っているかどうかわからないレベル(笑)
(エスプレッソでもいけそう)
Xliteはエスプレッソ用としては厳しそうですが、粒自体は揃っています。
続いて中挽き
- Xlite 15クリック
- X-ProS 2周2番

今回はどちらも同じくらいの粗さになりました。
ドリップとしては中細挽き~中挽きくらいのレンジ。
パット見ではどちらも変わらないように見えますが、よく見るとX-ProSの方がやや均一。
比べた印象としては「Xliteもキレイだけど、X-ProSには負けるかなかな…」くらいの違いです。
最後に粗挽き
- Xlite 22クリック
- X-ProS 3周1番

ドリップとしては中粗挽き~粗挽きくらいのレンジ。
こちらもそれほど違いがあるわけではありませんが、やはりX-ProSの方が整っています。
ただ、Xliteはチャフが多い(分離している?)感じで粉表面に乗っかって、拾おうと思えば拾えます。
どっちがおすすめ?
挽目の均一さや調整幅など、ミルとしてのクオリティの高さではX-ProSの方が上。
Xliteも悪くないですが、一歩劣るといった感じです。
そのうえで価格差がだいたい1万円弱くらいなので、そのあたりをどうみるか。
使用感に関してはどちらにもメリット・デメリットが存在するため、一概にどちらが良いとはいえませんが、
X-ProS(X-Ultra)がおすすめな人
- 「抽出の安定」や「クリアさ」のような味重視
- 挽目を頻繁に変える
- ドリップ以外の器具も使いたい
Xliteがおすすめな人
- 挽目をあまり変えない
- ドリップ以外では使わない
- 1万円台で買える高性能ミルが欲しい人
というのが私の感想。
味わいや器具を変えながらコーヒーを楽しみたいなら断然X-ProSがおすすめですが、日々の使いやすさやコスパを優先するならXliteも悪くないです。
よければ参考にしてみてください。
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