普段使うコーヒー豆、私はいつも”生豆”の状態で購入している。
「焙煎が好きだから」というのが一番だけど、それ以外の理由もある。
それは、価格の安さと長期保存が可能だから。
基本的にお店に並んでいるのは”焙煎された”豆なので、生豆の状態を見る機会は少なく、業者さんが仕入れてるイメージが強いけど、ネットショップを使えば、個人でも簡単に購入できる。
今回は、『生豆購入のメリット・デメリット』について解説します。
【今回の内容】
- 生豆で購入するメリット・デメリット
- オススメの焙煎方法
生豆とは?
私達がよく知っているコーヒー豆は、黒茶色をしたこんな感じのイメージ。
これは、火を入れて味付けをする『焙煎』という工程を経た後の姿。
その前の生の状態、これが生豆。
「なままめ」だったり「きまめ」だったりと人によって呼び方は様々だけど、一応は”なままめ”が正式らしい。
生豆のメリット
長期保存が可能
コーヒー豆は、焙煎後から急速に劣化が始まる。
豆の状態だと常温で2週間、粉にするとさらに短時間で味が変化する。
でも、生豆だとそれほど劣化は進まない。
生豆はカビの発生を防ぐため、水分量が12%以下になるまで乾燥させてから出荷される。
長期で保存が可能で適切に保存すれば、常温でも2~3年はもつ。
豆の鮮度を気にして急いで消費しなくてもいいので、安心。
価格が安い
生豆は「焙煎コスト」がかかっていない分、基本的に焙煎豆よりも安く購入できる。
お店にもよるけど、だいたい焙煎豆の半値くらい。
コーヒーを淹れる上でランニングコストになるのが、コーヒー豆。
そこを抑えられるのは、とても魅力的だと思う。
また、一度に大量購入して、「~円以上で送料無料」「割引価格での購入」などができたりするのもいい。
保存方法に気を使わなくていい
焙煎後の豆は劣化が速いので、何かと保存に気を回しがち。
「常温でいいのか?」「冷蔵か?」「冷凍か?」とか。
その点、生豆はあまり気にせず常温でOK。
蓋付きの容器や麻袋に入れて、風通しのいいところにおいておけば大丈夫。
冷暗所なら尚いい。
自由に豆を選べる
カフェなどで豆を選ぶ場合、いくつもの種類からそのお店が厳選した豆を提供してくれる反面、種類が絞られがち。
生豆の専門店などは国や精製方法の違う豆が、50~100種類くらい揃っていたりする。
デメリット
様々なメリットを紹介してきたけど、「すべての人にオススメできるか?」というとそうでもない。
では、デメリットは?
それは、「自分で焙煎する必要がある」こと。
生豆のままコーヒーを淹れても青臭く、全然美味しくない。
火を入れて焙煎することで、初めてコーヒーらしさがでてくる。
なので、「自分で焙煎するのが手間かどうか?」がポイント。
焙煎に触れてみるなら、片手鍋を使った方法がオススメ。
焙煎機よりも小額で、フライパンとかよりもキレイに焼ける。
不器用な私でもできたので、興味があればぜひ!
私が生豆で購入する理由
【生豆で購入するメリット】
- 長期保存が可能
- 価格が安い
- 保存方法に気を使わなくていい
- 豆の種類を自由に選べる
いくつか紹介してきた中で、ランニングコストと長期保存が大きな理由。
デメリットは、自分で焙煎する必要があること。
自宅焙煎に興味があるなら、この機会にぜひ。
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