1杯どりのアイスコーヒーが難しい!
私は普段のアイスコーヒーは急冷式で作ることが多いんですが、これがなかなか難しい。
というのも急冷式の場合、
- 抽出時間がかけられず未抽出になりがち
- 後半に溶けてくる苦味などが出しにくい
という感じで、サッパリしすぎるコーヒーになってしまう。
点滴のような注ぎ方で落とす手もあるけど、「もっと簡単なやり方はないか?」ということで、
メリタのアロマフィルターを使ってみました。
メリタ アロマフィルターを使ってみる
「アロマフィルター」という器具
アロマフィルターは、メリタ社から出ている1つ穴ドリッパー。
形は台形型で、安定してドリップ出来るのが特徴の器具。
抽出穴が小さい&少ないドリッパーなので非常にゆっくりした抽出になり、そのあたりをアイスコーヒーに活かせそう。
アイスコーヒーを淹れてみる
今回のレシピ
- 使う豆…ブラジル・ショコラ
- 豆量…12g
- 抽出温度…90℃
- 出来上がり…180ml
- 抽出量…90ml
- 氷量…90g
淹れ方としては、
- 蒸らし量はやや多め
- 複数回に分け、ゆっくり細く注ぐ
という点を意識してみる。
蒸らし時間は30秒。
全体にお湯が染み渡るよう、蒸らし時のお湯はやや多めに。
また、本来1湯式のドリッパーですが、今回は数回に分けて注いでみます。
全体が浸るくらいを維持しつつ、気持ち細めのお湯を3~5回くらいに分けてなるべくゆっくりと。
ポットは細口のものがやりやすく、今回は「珈琲考具」のものを使用しています。
2分10秒で抽出完了。
穴が小さいので下に落ちる量は安定し、多少手元が狂っても大丈夫でした。
結果と感想
味の方は酸味に寄り過ぎず、苦味とのバランスが良い仕上がり。
濃度感も未抽出っぽさはなく、濃いめでいい感じ。
なにより、ドバっと注いでしまってもある程度修正してくれるのが楽でした。
ポイントとしては、
- 蒸らしで少し多めのお湯で、全体を浸しておくこと。
- 複数回に分けて、なるべくゆっくり注ぐこと。
1杯分のような少ない抽出量でも安定してアイスコーヒーが作れるので、興味があれば試してみてください。
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