コーヒーはブラックでもいいけれど、牛乳を加えると飲みやすくコクも出るので私は結構好きです。
しかし、牛乳は飲み過ぎるとお腹を下すため、どうしようかと悩む方も多いと思います。
そこで、豆乳との相性を試してみることにしました。
一番の懸念点である”豆臭さ”や、豆乳ならではの効果も含めて紹介したいと思います。
豆乳の効果
高タンパク、低カロリー
大豆は約33%をタンパク質が占めており、とても高タンパク。
そのため満腹感を得やすく、食事前に摂取することでダイエットにも効果的。
牛乳などの動物性食品と比べて、低カロリーなのも特徴です。
女性の味方「イソフラボン」
イソフラボンは、ポリフェノールの一種。
乳がんは女性ホルモンである「エストロゲン」の過剰分泌が原因の一つと考えられており、また、エストロゲンが不足すると骨にカルシウムが届きにくく、骨粗鬆症になりやすいともいわれています。
イソフラボンの特徴としてエストロゲンと似た構造をしているというのがあり、エストロゲンが不足すると補い、過剰であれば減らす働きがあるため、乳がんや骨粗鬆症の予防効果が期待されています。
肥満予防と抗酸化作用
大豆に含まれるサポニンには、界面活性剤のように血中のコレステロールや中性脂肪を洗い流してくれる効果があります。
肥満予防になるとともに脂肪の酸化を防ぎ、動脈硬化や心筋梗塞などの対策にもなります。
動脈硬化、認知症を予防
豆乳に含まれるレシチンは、細胞膜の主成分でもあります。
レシチンの乳化作用により血中のコレステロールの排泄を助け、動脈硬化や高血圧を予防。
また、脳を活性化して認知症予防にも効果的です。
飲み過ぎには注意?
特に制限はありませんが、一般的に1日200ml~600ml程度が目安とされているようです。
栄養の偏りが出ないよう、他の食事とのバランスを考えて飲み過ぎには注意。
「無調整」と「調製」の違い
JAS規格で「大豆固形分がどれだけ含まれているか」によって表示が変わり、大豆固形分が多いほど含まれるタンパク質も多いです。
- (無調整)豆乳…大豆固形分8%以上。水と大豆から作られたシンプルな豆乳。
- 調製豆乳…大豆固形分6%以上。砂糖や食塩などの調味原料を加えて味を調整したもの。
飲み比べてみた感想としては、無調整豆乳は何も味付けがされておらず、本当に豆と水の味しかしません。
また、調製豆乳に比べるとやや味が薄く、豆臭さも少しあります。
調製豆乳はまろやかさとわずかな甘みがあり、牛乳感覚で飲むなら断然こっち。
無調整ほどの豆臭さはなく、普通に美味しく飲めました。
この他、フレーバーを追加した「豆乳飲料」というものもあり、様々な味の豆乳が楽しめます。
コーヒーと合うのはどっち?
コーヒーに混ぜた場合、どちらの方が合うのか?
調製豆乳は、牛乳と同じくまろやかさが出ます。
入っている砂糖などで微糖コーヒーのようになることはなく、牛乳に近い感覚で使用できます。
無調整豆乳の方は、少しサッパリめ。
単体だと薄味に感じましたが、コーヒーと合わせるとそこまで気になりません。
コーヒーに混ぜた場合の豆臭さに関しては、調製、無調整どちらもあまり変わらないように思います。
多少は残りますが、コーヒーの風味によって軽減され、個人的には許容範囲。
牛乳でも風味は変わるので豆か乳か、これは好みによるかなと思います。
どちらも美味しいですが、私はまろやかさが出る調製豆乳の方が好きです。
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