普段飲むコーヒー豆は、普段利用するショップで一緒に購入出来るのが、やはり便利。
例えば、Amazonや楽天などのECサイト。
初めての豆購入の際、「いきなり専門店はちょっと…」という方でも、手軽に試しやすいんじゃないでしょうか。
ただ、よくわからないものも多く、品質面が心配なのも確か。
そこで、試しに色々飲んでみた結果、
- 味は美味しいか?
- 豆の鮮度はいいか?
- コスパはどうか?
という点を中心に良かったものを、今回は”Amazonで買えるコーヒー豆”に絞って、紹介したいと思います。
「普段用に手軽で美味しい豆がほしい!」という方であれば、コスパは非常に良いです。
Amazonのコーヒー豆の特徴
手軽に買えて、種類も豊富
Amazon購入の一番のメリットは、やっぱり手軽に買えること。
私も普段の買い物のついでに、気になる豆があったら買ったりしています。
品揃えは中々豊富で、有名なコーヒー屋さんの豆もちらほら見かける反面、あまり聞かない名前も多く、取捨選択は必要。
量が多く、コスパは高い
Amazonのコーヒー豆は、大容量でパッケージされているものが多い印象。
100gのような少容量はあまりなく、200g以上がほとんどで1kgや2kgとかも。
(1kgで買った場合、1日1杯だと3ヶ月、朝昼晩と3杯飲むなら1ヶ月くらいが消費の目安)
価格は高くないどころかむしろ安く、コスパは非常に良いです。
ただ、大容量のものはコスパは良くても、あまり好みでなかった場合処分に困るという面も。
初めて買う豆であれば、200gくらいのものから試してみるのがおすすめです。
鮮度や味はどうなの?
では、デメリットは?
最初に思い浮かぶのは、鮮度や品質に関すること。
色々と試してみた感じとしては、そこまで悪くない印象です。
以外だったのは、ちゃんと膨らむ豆が多かったこと。
コーヒーガスがちゃんと残っていて、一部を除き膨らみが悪いものは少なかったです。
「全く膨らまないのでは…」と覚悟していたけれど、良い誤算でした。
ただ、一度Amazonを経由しているからなのか、注文後に焙煎し発送というお店でも少し日が経っていました。
その辺が気になるという方は、それぞれのお店のオンラインストアを利用するのが確実です。
「鮮度抜群の美味しいコーヒーが飲みたい」とかでなく、あくまで手軽さやコスパを中心に置き、
「そこそこの鮮度、そこそこの美味しさでOK!」、「初めてなので、まずはお試しで豆が欲しい」という方であれば、満足できるラインに思います。
おすすめコーヒー豆
色々な豆を試してみて、美味しかったものをいくつかご紹介。
澤井珈琲
赤いパッケージが特徴的な、コーヒーと紅茶の専門店「澤井珈琲」。
注文後に焙煎してくれるということで、Amazonの中でも比較的豆の鮮度が良いのが特徴。
「ビクトリーブレンド」は、チョコレートのような濃厚さとコク。
「ブレンドフォルティシモ」は、ベリーの芳醇さ、ナッツのような香ばしさで、あっさりスッキリな味わい。
1袋500gのセット売が基本なので量が多く、コスパは良いが少量購入が出来ないのが難点。
冷蔵・冷凍保存が必須に思います。
Amazonの他、楽天、Yahooショッピングにも出店して選択肢が多いのも魅力。
TOKYO COFFEE
コーヒーは農作物ということもあり、健康志向の方、農薬が気になるという方は、TOKYO COFFEE(東京コーヒー)がおすすめ。
ストレート、ブレンド、デカフェなど、コーヒー豆は全20種ほどで、扱っている豆はすべてJAS認証のオーガニックというこだわり。
オーガニック製品は価格が高めなことが多いですが、意外とそこまでじゃない。
「tokyo Coffee Blend」は看板ブレンドとしては少し酸味に寄せた攻めたブレンドで、ブラックチェリーやアーモンドといった風味が楽しめます。
色々試したいなら、50gずつのお試しセットもおすすめです。
サザコーヒー
サザコーヒーは、コーヒーを”生産”の段階からこだわっている数少ないコーヒー屋さん。
国内に16店舗を展開している他、何とコロンビアに自社農園を持ち、コーヒーの美味しさを日々追求しています。
「渋沢栄一仏蘭西珈琲物語」は、一万円札の顔にもなっている渋沢栄一がモデルのコーヒー。
ワインのような芳醇で甘い香りと、濃厚なコクが特徴的。
創業以来からの「サザスペシャルブレンド」は、香り、甘さ、コクのバランスが取れた王道ブレンド。
自社農園から収穫された「サザ農園コロンビア」もおすすめ。
スターバックスコーヒー
マーメイドロゴと緑のパッケージでおなじみのスターバックス。
エスプレッソ流行のきっかけにもなった”シアトル系コーヒー”の代表格です。
中煎り~深煎りの苦味に特徴のあるコーヒーが多く、様々なブレンドで味の違いを楽しめます。
初めての方にはバランスの取れた味わいの「ハウスブレンド」、やや苦味寄りな「カフェベロナ」あたりがおすすめ。
そこから徐々に好みの味を探っているのが面白いと思います。
スタバの味を自宅でも楽しみたい方はもちろん、「よく知らない豆はちょっと手を出しにくい…」という方にも。
暑い夏は「アイスコーヒーブレンド」もおすすめ。
ブルーボトルコーヒー
青いボトルロゴが目印のブルーボトルコーヒーは、”1杯ずつ丁寧に抽出する”という今のサードウェーブコーヒーの流れを作った立役者。
ロゴ入りグッズも人気です。
スタバと同じアメリカ発のショップで、スタバが深めな焙煎なのに対し、こちらは浅めの焙煎が中心。
ベリーやレモンを感じる爽やかな「ブライトブレンド」、ココアやキャラメルのような「ボールドブレンド」など、どれもフレーバー(香りや風味)が印象的です。
銀河コーヒー
定番豆~変り種まで30種以上の豊富な品揃えをもつ千葉県のコーヒー店。
焙煎後すぐ発送ということで鮮度にもこだわってらっしゃるお店です。
中でも「バレル・エイジド」というウィスキー樽内にてエイジング(熟成)を行うコーヒーは、まさにウィスキーといった香味を纏っており、おすすめ!
新感覚のコーヒー体験でした。
無印良品
無印良品でコーヒー豆が買えると最近まで知らず、飲んでみたら結構美味しかったブレンド。
自然志向な無印らしくオーガニックにもこだわっており、人や環境にも優しいコーヒー。
コロンビアとホンジュラスがブレンドされた「オリジナルブレンド」は飲みやすいスッキリめ。
同じ豆を深煎りにした「ダーク」は、チョコレートのような苦味の中に、一瞬爽やかさもあるキレイな深煎りコーヒー。
どちらも、無印のお菓子類との相性が抜群。
ただ、豆の膨らみは良くなかったのが残念。
〈無印良品のコーヒー豆は2024年3月に全面的にリニューアルされました。〉
詳細記事はこちら。
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