PR

※本記事では商品紹介の際、アフィリエイトサービスを使用しております。

コーヒー器具

【大は小を兼ねない!】コーヒー器具のサイズ選びについて

instrument-size

コーヒー器具のサイズ選びで悩んだ時、

私は、なるべく一番メインで淹れるサイズを選ぶのがいいと思う。

初めてコーヒー器具を買った時、大きめのサイズを選んで後になり、「使いづらいな…」と感じたのが理由。

これは私の個人的な感想なので、「こうしなければいけない!」とかそうゆうことではなく、何を基準に選ぶかは自由でいいと思う。

その上で今回は、サイズが合わない器具特に大きめのサイズでコーヒーを淹れた場合について解説したいと思います。

大は小を兼ねない

コーヒー器具は基本的に、『大は小を兼ねない』。

これが私の結論。

余裕を持って大きめのサイズを選ぶと、使っていて不便に感じたり、うまく淹れられなかったりする。

大きいサイズの器具で、1杯のコーヒーを淹れようとするとどうなるか?

器具ごとに考えてみる。

ドリップポットの場合

instrument-size_1

ドリップポットが大きいと、まず持っていて無駄に重たい。

本体の重量もそうだけど、お湯が入るとさらに重くなる。

ドリップポットは、7~8分目くらいお湯が入っている状態が注ぎやすくてベスト。

例えば、1杯分(150mlくらい)を抽出するなら、300ml~400mlくらいのお湯があれば十分なので、容量500mlくらいのポットで事足りる。

これが容量1L のものだと、700ml~800mlのお湯が必要になり、無駄に重たい。

お湯が少ない状態で淹れると、大きくポットを傾けなければならず、これまた淹れづらい。

傾ける角度によって、お湯の出方も若干変わってくる。

[8分目くらいのお湯が入っている状態]

軽く傾けるだけで、お湯が出てくる。

instrument-size_2

[3分目くらいのお湯が入っている状態]

これくらい傾けないとお湯が出て来ず、少し勢いもある。

instrument-size_3

また、サイズアップするごとに注ぎ口も広くなっていき細く注ぐのが難しくなる。

instrument-size_4

重いし淹れづらいしでいいことがないんだけど、おしゃれなデザインのものは1L付近が多く、1杯メインには悩みどころ。

ドリッパーの場合

instrument-size_5

ドリッパーもサイズが合っていないと、ドリッパー本来の性能が出せないことが多い。

サイズが大きいと、お湯を注ぐ時に底の方だけで粉の層が形成され、高低差で狙い通りに落とせなかったりする。

instrument-size_6

同じ粉量でも、層自体の形もサイズで変わってくる。

また、抽出穴もサイズアップするごとに大きくなっていく。

1杯用の粉を使って、1杯用の穴で落とすのか?2杯用以上の穴で落とすのか?

抽出スピードも変わってくる。

大は小を兼ねる場合

コーヒーミルの場合

instrument-size_7

コーヒーミルは、持ち運ばずお家で使う分には、サイズによる影響は少ないように思う。

普段挽く量より大きい容量のものを使っていても、特に不便は感じない。

私は豆を挽く時、カリタのNEXT-Gをメインで使っている。

最大60gまで一度に挽くことが出来るけど、使うのはせいぜい10g~20g程度。

でも、ボタンを押すだけなので使い勝手は変わらないし、容量による変化もない。

手動ミルの場合も、「余裕のあるサイズを使っているから重たい」とかはない。

私が初めて買ったミル、ハリオのやつなんだけど下の粉受けが100gあるので、一応一度に100gまで挽ける。

(そんな量を挽くことは、ないけども)

こちらも10g挽く時と仮に100g挽く時で、差が出ることはないと思う。

机とかに据え置いて挽くので、重さはあまり関係ないし、手で持って挽くタイプはコンパクトなサイズが多い。

instrument-size_8

そもそも手動ミルは”大量に挽く用”ではないので、少量タイプが多く、大小による個体差は少ないように思う。

基本はジャストサイズを!

その他にも、サーバーやフィルターなどがあるけど、基本的にはジャストサイズを選ぶのがおすすめ。

サイズが大きいと、扱いづらかったり、うまく抽出出来なかったりするので、私は異なる杯数を淹れる場合は、いくつか種類を持つようにしている。

(新しいコーヒー器具を買うための口実という面もあるけど…)

「普段なんか淹れづらい、使いづらい」という時は、器具のサイズを見直してみるといいかもしれない。

コメント