ドリップポットが最も注ぎやすいのは、そのポットに7~8割程のお湯が入っている状態だと思う。
ドリップポットや電気ケトルは、その多くが容量1L前後のもの。
これは1人分しか淹れない人からすると、中々にオーバーサイズで余分なお湯が必要だし、無駄に重い。
そんな中、350mlの小容量タイプがニトリにあって、これが結構おすすめ!
かなりコンパクトで、デザインもおしゃれ。
ということで、今回はニトリのドリップカップをレビューしたいと思います。
ニトリ ドリップカップ 350ml
- ニトリ ドリップカップ 350ml
- サイズ 幅20.5×奥行7.6×高さ9.2cm
- 重量 約170g
- 素材 ステンレス鋼
- 満水容量 350ml
外観・使用感
第一印象は思ってたより小さく、本体部分なんかは湯呑みくらいのサイズ感。
他ポットと並べてみるとこんな感じ。
右から順にドリップカップ、容量750mlのポット、容量1Lのポット。
注ぎ口は細口になっていて、内径は約4.5mm。
口の先端が本体よりも高い位置にあり、ギリギリまでお湯を入れても溢れてこないのはいいですね。
お湯は細めでゆるやかに弧を描いて出てくるので、あせらず狙いを定めて注ぐことが出来ます。
傾きを抑えると、細く真下に注ぐことも可能。
持ち手は平たくなっていて、人指し指に引っ掛けて持つ感じ。
お湯を入れたらほんのりあたたかい温度になります。
ブラックはふっ素加工付き
カラーはシルバーとブラックの2色。
個人的にはブラックの方が高級感があってかっこいいです。
そして、ブラックのみふっ素加工付きになっています。
そのため、水キレがめちゃめちゃいい。
注ぎ口の裏漏れもありません。
中のお湯を空にしたときも、水滴がほとんど残りませんでした。
シルバーの方は未加工ですが、その分価格がお安くなっています。
350mlは満水容量
容量は350ml。
ただし、これは満水時の容量。
上ふちギリギリまで入れて350mlなので、実際はそれ以下で使用することになります。
300ml入ってこれくらい。
私的には250ml~300mlくらいが淹れやすい容量かなと思います。
その上で1杯分として使った場合、中のお湯は淹れ終わった後にさっと残るくらい。
最後まで使い切ってしまうと後半が淹れにくいので、ちょっと余るくらいで丁度いいように思います。
気になった点
保温性は低い
蓋がないので、保温性は低め。
お湯を入れて放置していると、どんどんお湯が冷めていきます。
コーヒーを淹れている最中も蓋があるタイプより冷めるスピードが速いですが、放置せずすぐに淹れるならそこまで気にしなくていいと思います。
私はそんなに気になりませんでした。
ちなみに、沸騰直後のお湯をケトルからケトルに移し替えると、コーヒーを淹れるのに丁度いい温度になるので、よかったら試してみてください。
直火、IHは不可
熱源には非対応になっていて、IHや直火にかけることは出来ません。
もちろん電子レンジも不可。
ということで、基本的な使い方としては、やかんか何かで沸かしてから移し替えて使う感じになります。
たぶん、直接熱すると持ち手も熱くて持てない気がします。
2杯分もいける?
2杯分も淹れれないことはないですが、満水ギリギリまでお湯を入れなければならず、こぼさないかヒヤヒヤ…
もしくは、途中で継ぎ足しながら使うかたちになるので、ちょっと面倒です。
2杯分も視野にいれるなら、もうワンサイズ大きめのポットがおすすめ。
どんな人におすすめ?
2杯分も淹れれなくはないですが、基本的には1杯専用ポットという感じです。
ということで、1人暮らしや1人分しかコーヒーを淹れない方、毎回たくさんお湯を余らせるのがもったいないという方など、
小さくて軽くておしゃれなポットが欲しいという方には、かなりおすすめ!
また、旅行先やアウトドアなど家の外でもコーヒーを淹れる方には、気軽に持ち運べるサイズ感に思います。
おすすめな人
- 1杯用のドリップポットが欲しい
- 軽くておしゃれなポットが欲しい
- 外出先やアウトドアにも持っていきたい
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