今回の焙煎
今回焙煎する豆は「エチオピア シダモG1 タデGG農園 ナチュラル」
- 地域 シダモ地方 グジ地区 シャキッソ村
- 農園 タデGG農園
- 標高 1800m-2200m
- 精製方法 ナチュラル
こちら松屋珈琲さんで購入しました。
生産地のシダモ地方シャキッソ村は2000m超の高標高。
コーヒー産地としては非常に高い土地で栽培されており、良質な酸味が魅力です。
さすがG1グレード。欠点豆が非常に少なかったのを覚えています。
焙煎してみる
酸味をしっかり味わいたいので、今回はハイロースト(浅煎り)で焼いてみたいと思います。
”生焼けの浅煎り”にならないよう気をつけるのと、精製がナチュラルなので火の入れすぎにも注意。
1ハゼ終わりから1~2分くらいで煎り上げを目指します。
今回の焙煎
- 生豆量…220g
- 投入温度…120℃
- 目標焙煎度…ハイロースト
- 目標焙煎時間…17分30秒
- Drying Phase…10分00秒
- Maillard Phase…4分00秒
- 1st Crack(1ハゼ)…1分30秒
- Dvelopment Phase…2分00秒
芯までしっかり火が入るよう火力はやや控えめでスタート。
水分を飛ばしながらジワジワ火を入れていく。
7分経過でこんな感じ。
緑→白っぽくなってきました。
小粒のナチュラルということもあってか色づきは速めな印象。
9分経過でこれくらい。
薄黄色→茶色に変化し、甘い香りもしてきました。
1ハゼ発生は13分54秒。
焙煎開始から比べてかなりふっくらしています。
ここから2分くらいゆっくり火を入れていこうかと思いましたが、1分ほどでいい感じに色づいたので今回はここで煎り上げ。
少し暗めに見えますが、実際はもう少し明るい茶色をしています。
焙煎結果 焙煎のポイント・改善点
焙煎結果
- 焙煎後重量…187.5g
- ボトム(中点)…100℃
- 焙煎度…ハイロースト
- 焙煎時間…16分11秒(-1分19秒)
- Drying Phase…9分19秒
(-41秒) - Maillard Phase…4分35秒
(+35秒) - 1st Crack(1ハゼ)…1分16秒
(-44秒秒) - Dvelopment Phase…59秒
(-1分01秒)
- Drying Phase…9分19秒
早速飲んでみると、思ったよりスッキリしていてクリアな味わい。
酸味が目立ち、苦味は控えめ。
焙煎具合的には狙ってたところへいけたんじゃないかと思います。
ただ、焙煎当日だからか発酵感などのナチュラルらしい要素は弱く、少し日を置いてみることにしました。
1週間後再び飲んでみると、酸味の角が取れてピーチのような風味が出てきました。
発酵感はクドくない優しい感じ。良い意味で尖ってない華やかで上品な味わいに変化してます。
当日と比べてかなり特色が出て美味しくなりました。
今回の焙煎で感じたことは、全体を通して色づきが速かったこと。
特に1ハゼ手前からの色づきが速く、色づいてきたけど中々ハゼないという感じがありました。
豆の見た目と実際の火の入り具合との差が大きかった気がします。
次は深煎りも試してみたい。
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