何時間もつ？｜ハゴオギ真空断熱マグの保温＆保冷性能を測ってみた

保温目的で買ったHAGOOGI(ハゴオギ)の真空断熱マグですが、

前回の記事で温度変化は後日あらためて的なことを書いていたので、今回はHAGOOGI(ハゴオギ)真空断熱マグの保温性能と、ついでに保冷性能も調べてみようと思います。

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検証に使う飲み物はコーヒーにしました。

100℃の熱湯とも迷ったんですが、”普段使いにおいての温度変化”が知りたかったので、普段一番飲むドリップコーヒーで。

使用する温度計は非接触タイプの放射温度計。

接触タイプの温度計をしばらく漬けて、、、というやり方だと、計測中に温度が下がってしまいそうなのでこちらにします。

満水(410ml)だと蓋ができないため350mlまで注いで蓋をし、抽出後から6時間後まで1時間おきに温度をみていきたいと思います。

保温性能

電気ケトルを使い、90℃に調整したお湯で350mlのコーヒーを抽出。

淹れた直後の温度は71.9℃。
(ドリップコーヒーの平均温度は70～75℃)

”室温(22℃)でコーヒー(71.9℃)を350mlまで満たし、蓋をした状態”

で検証スタート。

《１時間経過》

温度を測ってみると、、、61.7℃
前回より-10.2℃。思ったより冷めてる!？

《2時間経過》

温度は55.0℃

10℃ずつ冷めていくのか？と不安でしたが、ペースは少し落ち着いたよう。

その後、6時間後まで同様に測っていき、結果は以下のようになりました。

室温に近づくにつれて徐々に温度変化が緩やかになっていき、
最終的には、6時間後に半分ほどの温度になりました。

6時間後の状態でもほんのりと温かさは残ってますが、ホットコーヒーとして飲むなら「ぬるいかな」という感想です。

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保冷性能

続いて保冷性能も検証。

こちらは急冷式のドリップでアイスコーヒーを作りました。

氷の量は175g(350mlの半量)

軽く撹拌し、淹れた直後の温度は0.1℃

”室温(22℃)でコーヒー(0.1℃)を350mlまで満たし、蓋をした状態”でスタート。

結果は以下の通り。

3時間後までほとんど温度変化が無いのが驚き。

途中「温度計壊れてる？」と思って、3時間後あたりで一度口をつけてみたんですがちゃんと冷たいままでした。

中の氷がおおよそ溶け切ったのは、4時間経過後。

《4時間経過後の状態》

ちなみに6時間経過後の状態でも、まだ全然冷たく飲めました。

保冷性能恐るべし。

《6時間経過後の状態》

温度変化のまとめ

温度変化をまとめると、

ホットコーヒーは前半の下がり幅が大きく、徐々に緩やかになっていきました。

個人的には、淹れてから3時間後くらいまでは”ホットコーヒー”の状態で飲めるかなと思います。

4、5時間後になるとまだ温かみはありますがぬるさも目立ち、6時間経つ頃にはさすがにぬるさが勝ってる気がします。
(ほんのり温かい程度)

アイスコーヒーは、3時間後まではほとんど温度に変化がなく、6時間経っても冷たいままでした。

3時間後から温度上昇がはじまり氷がほぼ溶け切ったのが4時間後だったので、急冷式などで氷を一緒に入れるのがポイントかなと思います。

《3時間経過後》

《4時間経過後》

水出しコーヒーなどは氷の有無でまた結果が違ってきそうですね。

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