『ORIGAMIドリッパー』
折り紙を折っているかのような美しいフォルムと、多彩なカラーが魅力の私のお気に入り。
最初目にした時は、「えっこれドリッパーなの?」と衝撃を受けたのを覚えている。
バリスタなどの『プロ向け』らしいのだけど、一目で惹かれて購入してしまった。
使ってみると中々クセが強く、気になった点なんかも紹介していきたいと思う。
(後日、ウェーブフィルターも使ってみました。)
ORIGAMIドリッパー
仕様(Sサイズ) | |
---|---|
サイズ | 幅110mm×高さ70mm |
穴径 | 25mm |
重量 | 135g |
材質 | 磁器 |
耐熱温度 | 120℃ |
電子レンジ、食洗機 | 可 |
円錐型
![origami-dripper_2](https://shinocoffee.com/wp-content/uploads/2022/04/origami-dripper_2.jpg)
結構変わった形をしているけど、分類的には円錐型のドリッパー。
なので、スピード感のある抽出が得意。
高さや幅等サイズ感は、他の円錐型と比べて大きめ。
底の抽出穴も他より大きめで、ハリオV60と比べると、こんな感じ。
![origami-dripper_5](https://shinocoffee.com/wp-content/uploads/2022/04/origami-dripper_5.jpg)
ハリオ以上にかなりスピーディーな抽出が可能になる。
斬新なリブ
![origami-dripper_8](https://shinocoffee.com/wp-content/uploads/2022/04/origami-dripper_8.jpg)
ドリッパーに必要なリブも特徴的。
側面がギザギザとした凹凸になっていて、これがそのままリブの役割を果たす。
数は20本あり、上から下まで続いている。
凹凸は彫刻刀で彫られた感じで、結構深い。
ペーパーをセットしてみても、これくらいの隙間が空く。
![origami-dripper_6](https://shinocoffee.com/wp-content/uploads/2022/04/origami-dripper_6.jpg)
使えるペーパーは2種類
ORIGAMIドリッパーは、2種類のペーパーが使用可能。
一つは円錐型のペーパー。
市販のものがそのまま使える。
もう一つは、ウェーブフィルター。
![origami-dripper_7](https://shinocoffee.com/wp-content/uploads/2022/04/origami-dripper_7.jpg)
なんと、カリタのウェーブドリッパー用のものが使えてしまう。
セットしてみると、ヒダの数まで本当にピッタリ。
安定重視のカリタのフィルターが、難易度の高いドリッパーに合うのは、なんだか不思議。
多彩なカラー
![origami-dripper_4](https://shinocoffee.com/wp-content/uploads/2022/04/origami-dripper_4.jpg)
『ORIGAMI』の魅力でもある、多彩なカラーラインナップ。
その数なんと16種類。
ブラックやホワイト、レッドなどの基本色に加えて、マットグリーンやマットピンクなど、シックなものもある。
私もカラー選びはかなり難航した結果、パープルに。
サイズ
![origami-dripper_9](https://shinocoffee.com/wp-content/uploads/2022/04/origami-dripper_9.jpg)
サイズはSとMがあり、
【サイズ】
- Sは1~2杯用
- Mは2~4杯用
となっている。
私はSを使っているけど、容量は結構余裕がある。
【サイズの選び方については、こちらで解説】
ドリップしてみる
![origami-dripper_13](https://shinocoffee.com/wp-content/uploads/2022/04/origami-dripper_13.jpg)
早速、使ってみた。
今回は、円錐ペーパーを使って淹れてみる。
ドリッパーの幅が広いので、ドリップポットの口と干渉気味。
使うポットを選ぶドリッパーのようだ。
![origami-dripper_15](https://shinocoffee.com/wp-content/uploads/2022/04/origami-dripper_15.jpg)
注いでる時でもペーパーが側面に張り付かず、スピード感が出る。
お湯の抜けはやはり速く、慣れるまで試行錯誤がいりそう。
味の方は、雑味がなくスッキリ。
気になった点
【気になった点】
- 台座は別売り
- 粉が少量だと淹れづらい
- 使うドリップポットを選ぶ
台座は別売り
ORIGAMIドリッパーには、サーバーやスタンドに乗せるための専用の台座があるんだけど、こちらは別売り。
しかも、ちょっと高い…
組み合わせると間違いなくオシャレ度は増すんだけど、私は使っていない。
無くてもスタンドによっては、そのまま使える。
でも、直接カップに乗せて使う場合なんかは、液面に底が当たってしまうので、台座の使用をおすすめする。
こんな感じで、スッポリ浸かってしまう。
![origami-dripper_18](https://shinocoffee.com/wp-content/uploads/2022/04/origami-dripper_18.jpg)
横幅が広め
上の縁の部分がやや広がっているので、ドリップポットによっては干渉してしまう。
こうゆう縦長のものは、縁に当たって少し注ぎづらい。
![origami-dripper_17](https://shinocoffee.com/wp-content/uploads/2022/04/origami-dripper_17.jpg)
ドリッパー自体のサイズも大きめなので、粉量が少ない時は、なおさら。
逆に、こうゆう横に伸びてるタイプの注ぎ口は、干渉せずに注ぐことができる。
淹れている時も感じたけど、ドリップポットを選ぶドリッパーだな…
![origami-dripper_16](https://shinocoffee.com/wp-content/uploads/2022/04/origami-dripper_16.jpg)
見た目はオシャレ、難易度は高め。
![origami-dripper_14](https://shinocoffee.com/wp-content/uploads/2022/04/origami-dripper_14.jpg)
【ORIGAMIドリッパーの特徴】
- かなりスピーディーな抽出が可能
- 2種類のペーパーが使える
- カラーがとても豊富
- コントロールが難しい
ORIGAMIドリッパーは見た目はおしゃれだけど、難易度は高め。
お湯の抜けが良く、抽出がとてもスピーディー。
浅煎り~中煎りの豆と相性が良いんじゃないかと思う。
その分コントロールが難しく、そこら辺は「やっぱりプロ向けだな」と感じた。
実際、円錐型の中でも難しい方だと思う。
今回は円錐型のペーパーを使って淹れてみたけど、ウェーブだとまた違った結果になるかもしれない。
機会があれば、いずれまた。
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