コーヒー器具を選ぶ時、何を見て選んでいますか?
「たくさんあってわからない!」という時は、『器具のメーカー』に注目してみるのも一つの方法。
メーカーごとに特色や目指してる味が違い、見た目にもおのずとそれは現れる。
自分の求めているスタイルと合っているなと感じたら、そのメーカーの器具を選ぶと、失敗も少なくなる。
今回は、『コーヒー器具メーカー』を8つ、特徴も一緒に紹介したいと思います。
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コーヒー器具メーカー
HARIO(ハリオ)
HARIO(ハリオ)は、1920年から100年以上も続く日本のガラスメーカー。
日本で唯一の耐熱ガラス工場を持っているメーカーでもある。
魅力は、質の高いHARIOglas(ハリオガラス)を使った数々の器具。
HARIOglas(ハリオガラス)の特徴は、急激な温度変化に耐える「耐熱性」と、匂いや汚れのつきにくい「非吸着性」の高さ。
その特性から、高温のお湯を使ったり、色移りや豆の保存をするコーヒーとの相性がとてもいい。
【HARIO(ハリオ)】Kalita(カリタ)
Kalita(カリタ)は、様々なコーヒー関連の器具を扱っているコーヒー専門メーカー。
初心者から上級者まで使えるような、幅広いラインナップが特徴。
新潟県燕市の『Made inTSUBAME』モデルや、ウッドのアクセントを取り入れたアンティークなデザインも魅力。
KONO (コーノ)
もともとコーヒーサイフォンに力を淹れていたKONO(コーノ)。
今ではスタンダードな「円錐形」のドリッパーを初めて作ったメーカーでもある。
コーノ式といわれる、じっくり時間をかけて抽出することに特化した器具が多く、『名門ドリッパー』などが有名。
中~上級者向けだけど、深煎りのどっしりとしたコーヒーが飲みたいならこの上ない選択肢になる。
Melitta(メリタ)
メリタは100年以上昔にドイツで誕生したコーヒーメーカー。
初めてペーパードリップを考案したことでも有名。
コーヒードリッパー、コーヒーメーカー、電動ミルなどに力を入れている印象。
そのメリタの特徴は、「お湯を一度に注いで作るスタイル」。
メリタ式という小さな一つ穴から抽出されるコーヒーは、スッキリとした飲みやすさが特徴。
初めてでも簡単に美味しく淹れられるのが魅力。
【Melitta(メリタ)】珈琲考具
『珈琲考具』は、下村企販という会社のコーヒーブランド。
文字通りコーヒーについてとても考えられていて、独特のフォルムや作りは、すべてコーヒーを美味しく楽しむというところに集約している。
ステンレス製品の名産地『新潟県燕市』に本拠地を置いていることから、ステンレス製の器具がメインになっている。
ドリッパーからドリップポットまで幅広く揃っていて、アウトドアで使えるような小型で耐久性のあるものも多い。
【珈琲考具】三洋産業『CAFEC』
三洋産業はペーパーフィルターのパイオニア。
アバカ(マニラ麻)を使った質の高いフィルターは、ネルを思わせるまろやかさ。
そんな三洋産業の『CAFEC』というコーヒーブランドは、ペーパードリップのために様々な器具を扱っている。
代表的な「フラワードリッパー」は、花びらのような美しい見た目と、まろやかでコク深いコーヒーに仕上げてくれる。
KINTO (キントー)
KINTO(キントー)は、おしゃれな食器類をメインに扱っている会社。
コーヒー関連だと、ハンドドリップ器具、コーヒーカップ、コーヒーサーバー、タンブラーなどがある。
ガラスや陶器の素敵なものが揃っているけど、値段は少し高め。
メインのコーヒー器具というよりは、+αで組み合わせるというような位置づけかなと思う。
origami
origamiの器具は、日本有数の陶磁器の産地『岐阜県美濃地域』で作られている。
そのため、非常に多彩なカラーの陶器(磁器)が魅力。
他に類を見ない独自のフォルムの「origamiドリッパー」、様々なシーンに合わせたコーヒーカップが揃っている。
楽天やAmazonには、商品が揃っていることが少なく、公式サイトからの購入がおすすめ。
おしゃれなカップを探しているという人は、ぜひチェックしてみてほしい!
【特徴まとめ】メーカーごとのおすすめ用途
【メーカーごとの特徴】
- HARIO(ハリオ)
- 質の高いガラス製の器具が特徴。
- 王道なものから先進的なデザインのものまで様々。
- Kalita(カリタ)
- コーヒー器具を専門に扱っているメーカー
- 初心者から上級者まで幅広いラインナップ。
- KONO(コーノ)
- じっくり時間をかけて深煎りを淹れたい人向け
- Melita(メリタ)
- 初めてでも扱える簡単さ手軽さが特徴。
- コーヒーメーカーなども豊富。
- 珈琲考具
- 独特のフォルムや使いやすさが特徴。
- ステンレス製の器具が中心。
- 三洋産業
- ペーパーフィルターならここがおすすめ。
- ペーパードリップに特化した器具が豊富。
- KINTO(キントー)
- コーヒーカップやサーバー、ドリップスタンドが素敵。
- +αとして組み合わせるのがおすすめ。
- origami
- 非常に多彩なカラーバリエーションが特徴。
- コーヒーカップで悩んでいるなら、一度覗いてみるのがおすすめ。
コーヒー器具に何を求めているかは人それぞれ。
自分に合った器具選びの参考になれば幸いです。
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