最近話題になってる電気ケトル。
コーヒーに重要なお湯の温度を手軽に設定、把握出来るのが魅力で、デザインもおしゃれ。
一昔前は1,2社くらいしか出してなかったけど、注ぎやすさや使い勝手が向上したこともあり、今ではだいぶ選択肢が増えた気がします。
そこで今回は、失敗しない電気ケトルの選び方とおすすめのケトルを紹介。
購入する際の参考にしてみてください。
電気ケトルの特徴
ドリップポット(ケトル)と電気ケトルの大きな違いは、温度設定が出来るかどうか。
電気ケトルには温度計が内蔵されているので、常に正確な温度を把握出来るのが特徴です。
メリット
【電気ケトルのメリット】
- 温度調整が簡単
- 保温機能が使えるものも
- デザインがおしゃれ
電気ケトルのメリットは、何と言っても湯温管理の手軽さ。
従来のドリップポットでは、お湯を沸かした後の温度調整を手動で行う必要がありましたが、
電気ケトルは任意の温度設定が出来たり、保温して好きなときに使えたりなど、使い勝手が非常に○。
また、ドリップポットは火にかけるため金属の洗練されたデザインなのに対し、電気ケトルは内部はステンレス、外部は別の素材という感じにデザインの幅が増え、インテリアにも馴染みやすいです。
火を使わないことや、空焚き防止、自動電源OFFなどの安全機能がついてるものもあります。
デメリット
【デメリット】
- 電気代がかかる
- 丸洗い出来ない
- 壊れやすい
では、デメリットは?
電気ケトルは文字通り熱源に電気を使うので、電気代がかかります。
最近は高騰してることもあり、消費電力は気になるところ。
また、ケトル自体の価格も高め。
底部は加熱用の特殊形状になっているので、丸洗いなどは基本的に不可。
掃除の際は、クエン酸を入れて沸騰させるなどになります。
そして、ドリップポットに比べて繊細で壊れやすく、床に落とすなど強い衝撃を加えたり、誤ってパネルに水をかけたりすると、壊れてしまうことも。
選び方のポイント
温度調整のしやすさ
温度にこだわるなら、湯温を1℃単位で調整出来るものがおすすめ。
コーヒーの場合、80℃~100℃の温度帯は使用頻度が高く重要なので、少なくともこのあたりは1℃単位で設定したいところ。
また、設定温度幅は広いほうが尚良し。
40℃~100℃の商品がほとんどですが、特にこだわりがないのであれば、この範囲で不便はありません。
温度にそこまでこだわりがない方であれば、沸騰のみのタイプは価格が安く済み、ある程度でいいという方は、ワンタッチで80℃や100℃などを設定出来るものがおすすめ。
保温機能の有無
保温機能があると使い勝手が良く、何かと便利。
私はとりあえず温めておいて手が空いたら淹れる、というような使い方をよくしていて、準備が整ったらすぐお湯を使えるので重宝しています。
保温時間は30分や2時間近く保温出来るものまで幅広く、自分の使い方にあった時間のものでOK。
消費電力
便利な電気ケトルですが、気になってくるのが消費電力。
ハイパワータイプや省エネタイプなどがあり、ハイパワーだとお湯が早く沸きスピーディーに使えるが電気もくいます。
省エネタイプだと若干パフォーマンスは落ちるものの、電気代が抑えられ静音性も高め。
1000wあたりを基準に、1200wくらいをハイパワー、800wくらいを省エネに分類される印象です。
デザイン・サイズ
デザインに関しては、
- 注ぎ口
- 持ち手
- 容量
- 本体の重さ
- パネルの操作性
などの、扱いやすさに関係する部分を抑えておけば、後は好みで大丈夫。
電気ケトルはケトル本体と操作パネルがセットになっていて、このパネルが意外と場所をとる。
ケトルより一回り程大きく安定した場所が必要なため、選ぶ前にあらかじめ置く場所を考えておくことをおすすめ。
ケトル本体の重さはパネルから熱が伝わるような複雑な機構のため、大体600g~1000gくらいあり、実際使用するときはこれに水をプラスするので、無駄に大きいと扱いづらい。
ドリップポット同様、淹れたい杯数に適した容量のものがベストです。
重くなりがちな点をカバーするためか、注ぎ口は細めのものが多く、誰でも湯量をコントロールしやすい工夫がされています。
先端が少しお辞儀をしてるタイプだと、お湯が真下に落ちるので狙った箇所に注ぎやすいです。
おすすめの電気ケトル
HAGOOGI(ハゴオギ) 電気ケトル0.8L GEK-1804
HAGOOGI(ハゴオギ) 電気ケトル0.8L | |
---|---|
サイズ | 約幅30cm × 奥行20.2cm × 高19.5cm(パネル込) |
重量 | 約670g(本体のみ) |
設定温度 | 40℃~100℃(1℃単位) |
保温機能 | あり(30分間) |
容量 | 1200w |
消費電力 | 800ml |
カラー | ホワイト ブラック |
キッチン家電が人気のHAGOOGI(ハゴオギ)というメーカーの電気ケトル。
丸みのあるフォルムに木目調のアクセントが加わって、とてもおしゃれ。
40℃~100℃までを1℃単位で調整出来、1200wのハイパワーでお湯が沸くのも早い。
ECORELAX YK139
サイズ | 約幅20cm × 奥行16.5cm × 高16.5cm(本体のみ) |
重量 | 約750g(本体のみ) |
設定温度 | 100℃ |
保温機能 | なし |
容量 | 800ml |
消費電力 | 1200w |
カラー | ブラック ホワイト グレー レッド |
豊富なカラーバリエーションと人間工学に基づいたハンドルが特徴のケトル。
お湯が沸くと自動で電源がOFFになるので、過熱の心配がいりません。
温度調整は出来ず保温機能もありませんが、その分価格が他機種より安く、温度にあまりこだわらない方ならかなりお買い得。
同メーカーからはコーヒースケールも出ていて、こちらもおすすめ。
山善 EKN-EC1280(GR)
サイズ | 約26.4幅cm × 奥行19cm × 高19.6cm(本体のみ) |
重量 | 約950g(本体のみ) |
設定温度 | 50℃~100℃(1℃単位) |
保温機能 | あり(60分間) |
容量 | 1200w |
消費電力 | 800ml |
カラー | グレー |
電気ケトル界で評価の高い山善のケトル。こちらは0.8Lモデル。
細めの注ぎ口と対照的な重厚感のあるデザインがおしゃれ。
1200wのハイパワーで素早く加熱出来ます。
温度設定は50℃~100℃まで1℃単位、保温は60分という扱いやすい仕様が魅力。
HAGOOGI(ハゴオギ) 電気ケトル0.6L GEK-06
サイズ | 約幅29cm × 奥行18.5cm × 高19cm(パネル込) |
重量 | 約650g(本体のみ) |
設定温度 | 40℃~70℃(10℃単位) 75℃~85℃(5℃単位) 86℃~100℃(1℃単位) |
保温機能 | あり(150分間) |
容量 | 600ml |
消費電力 | 800w~1000w |
カラー | ホワイト ブラック |
HAGOOGI(ハゴオギ)の小容量&省エネモデルのケトル。
温度設定は40℃~70℃までを10℃単位、75℃~85℃までを5℃単位、86℃~100℃までを1℃単位という変速的仕様になっています。
消費電力も85℃までを1000w、それ以上は800wに自動変換することで節電&低騒音。
注ぎ口は内径6㎜とかなり細く、600mlの容量と相まって、1~2人用にとてもおすすめのケトルです。
COSORI(コソリ) CO108-NK
サイズ | 約幅29.4cm × 奥行22.7cm × 高19.7cm |
重量 | 約1150g |
設定温度 | 5段階(60℃、70℃、85℃、90℃、100℃) |
保温機能 | あり(60分間) |
容量 | 800ml |
消費電力 | 1200w |
カラー | ホワイト ブラック |
設定温度が60℃、70℃、85℃、90℃、100℃の5段階にあらかじめプリセットされているので、操作がワンタッチで非常に簡単。
保温しない場合は、自動で電源がOFFになるので安心。
1℃単位で微調整までしない方なら、操作が簡単でおすすめ。
Epeios(エペイオス) EPCP001
サイズ | 約奥行19cm × 高20cm |
重量 | 約600g(本体のみ) |
設定温度 | 38℃~100℃(1℃単位) |
保温機能 | あり(60分間) |
容量 | 900ml |
消費電力 | 1200w |
カラー | ホワイト ブラック |
インテリアにも馴染むスマートさと高級感のあるデザインが特徴で、プロも推奨しているケトル。
注ぎ口は少しお辞儀をするような形をしていて、点滴も出来るほどの細さ。
お湯のキレもよく、誰でもプロのようなドリップが目指せます。
カウントアップタイマー搭載で抽出時間を計れるので、ドリップスケールを持っていない方にもおすすめ。
まとめ・おすすめな人
【選び方のまとめ】
- 温度調整にこだわるなら1℃単位
- 保温機能があると便利
- 消費電力は1000wと基準に
- サイズを間違えなければ、デザインはお好みでOK
電気ケトルは温度調整をボタン1つで出来る手軽さとデザイン性の高さが特徴で、普段使いにとてもいい。
私もキッチンを往復しなくてよくなったり、とりあえず沸かしておいて、保温機能で好きなタイミングでコーヒーを淹れたりと、大変便利に。
最近のドリップは、ほとんど電気ケトルになりました(笑)。
これまでドリップポットを使ってきた方も、検討してみるのもいいかもしれません。
コメント