これからコーヒー器具を揃えたい方、新しく器具を買い足したい方で、「コーヒー器具はどこのメーカーがいいの?」と迷っている方も多いと思います。
今回は、普段私も愛用している器具たちを中心に、おすすめのコーヒー器具メーカーを
- メーカーごと特徴
- おすすめの器具類
という点に注目して紹介したいと思います。
おすすめのコーヒー器具メーカー
HARIO
HARIO(ハリオ)は日本のガラスメーカーで、コーヒー器具も数多く販売しています。
使われているガラスは『HARIO Glass』という独自のもので、温度変化に強く、汚れや匂いが付きにくいのが特徴。
ガラス製器具の他、革新的で実用性を重視したものが多い印象で、一通り揃うほど種類は豊富。
中でも「V60ドリッパー」は特におすすめ。
お湯が素直に落ちてくれるので、どんな場面でもいける万能型。まだ試したことが無い方はぜひ!
コーヒー以外にも紅茶や緑茶など、ティー用品も豊富です。
【HARIO https://hario-official.net/】
【HARIOの特徴】
- 独自のガラス技術
- 一通り揃うほど種類が豊富
- 革新的なデザインが多い
Kalita
Kalita(カリタ)は、創業60年以上の日本のコーヒー器具専門メーカー。
銅やウッドを使ったクラシックなデザインが特徴で、インテリアとしてもとてもおしゃれ。
HARIO同様、ドリッパーやドリップポット、手動ミル、電動ミル何でも揃う。
特に電動ミル「Next-G」は、静電気対策が施されている現状唯一なミルで、家庭用最高クラス。
新潟県燕市の「Made in TSUBAME」シリーズや、長崎県の波佐見焼「HASAMI」のような日本の伝統文化とのコラボも人気です。
【Kalita https://www.kalita.co.jp/】
【Kalitaの特徴】
- クラシックなデザイン
- 種類が非常に豊富
- 伝統工芸を取り入れている
CAFEC(三洋産業)
大分県別府市のコーヒーメーカー「三洋産業」のコーヒーブランドCAFEC(カフェック)。
特にペーパーフィルターに力を入れている企業で、「アバカフィルター」はかなりおすすめ。
同社の「フラワードリッパー」と組み合わせると、ネルドリップで淹れたようなまろやかな味わいに。
また、ドリップポット「TsubamePro」は、細くお湯を注ぐことに特化していて、注ぎ口が最細クラス。
というように、自宅コーヒーをワンランクアップさせてくれるような器具たちが特徴。
【CAFEC https://cafec-jp.com/jp/】
【CAFECの特徴】
- コーヒーライフがワンランクアップするような器具
- ペーパーフィルターがとにかく優秀
TIMEMORE
TIMEMORE(タイムモア)は、中国のコーヒー器具メーカー。
落ち着いたモノトーンなデザインで、価格帯は中~高。
価格に対して性能が高く、非常にコスパが良いのが特徴。
特に手動ミルやコーヒースケールが優秀で、ラインナップも豊富。
【TIMEMORE https://timemore.co.jp/】
【TIMEMOREの特徴】
- コスパが非常に良い
- モノトーンなデザイン
- 手動ミル、コーヒースケールが豊富
珈琲考具
アウトドアでも使える器具を探しているなら、とてもおすすめ。
主にステンレス製品がメインで、濡れや衝撃に強く、おまけに軽く扱いやすい。
また、素材感が引き立つ洗練されたデザインで、自宅に置いていてもおしゃれ。
実用性とデザイン面の両方が考えられているメーカーです。
【珈琲考具 https://www.simomura-kihan.co.jp/kogu/】
【珈琲考具の特徴】
- ステンレス製品がメイン
- アウトドア用にもおすすめ
- 素材感が引き立つデザイン
Melitta
世界で初めてペーパードリップを考案した、ドイツ生まれのメーカーMelitta(メリタ)。
Melittaのドリッパーは、1湯式で誰でも簡単に美味しいコーヒーが淹れられ、やかんのような大口のものでも淹れれちゃいます。
その他、コーヒーメーカーや電動ミルも豊富で、こちらもおすすめ。
全体的に、手軽さや時短、再現性が重視されています。
【Melitta https://www.melitta.co.jp/】
【Melittaの特徴】
- 手軽さ、再現性を重視
- やかんでも淹れられるドリッパー
- コーヒーメーカーや電動ミルなど
KōNO
KōNO(コーノ)は、円錐型ドリッパーとコーヒーサイフォンが有名なメーカー。
コーヒー豆も販売している。
円錐型ドリッパーの元祖でもある「名門フィルター」は、コーノ式といわれるお湯を点滴で落とす淹れ方をすることで、雑味のないクリアな味わいが出せるので人気のドリッパー。
昔は上級者向けの「MD」1つでしたが、今は難易度別に「MD」「MDN」「MDK」の3つがあり、初心者でも身近になりました。
深めに焼いた昔ながらのコーヒーが好きな方は、ピッタリかもしれない。
【KōNO https://coffee-syphon.co.jp/】
【KōNOの特徴】
- 円錐ドリッパーの元祖で、サイフォンも人気
- 中深煎り~深煎り好きにとてもおすすめ
ORIGAMI
バリスタのようなプロ向けの器具を扱っているメーカーだけど、デザインがとても素敵。
折り紙のような多彩なカラーが特徴で、ものによっては10種類以上から選べる。
特にコーヒーカップは、丸みのあるものや高さのあるものなど、デザイン、容量、カラーの選択肢が豊富で、とてもおすすめ。
【ORIGAMI https://origami-kai.com/】
【ORIGAMIの特徴】
- 多彩なカラーバリエーション
- 家庭向けというよりプロ向け
- コーヒーカップの種類が豊富
1Zpresso
手挽きミルに特化している台湾のコーヒーメーカー。
どれも高性能かつ実用的で、とても均一に挽けたり、指を汚さずに挽目を調整出来たりと非常に優秀。
- 「Qシリーズ」…低価格、入門用
- 「Xシリーズ」…コスパが一番いい
- 「Jシリーズ」…エスプレッソモデル
- 「Kシリーズ」…最高クラスの精度と実用性
という感じにランク分けされていて、おすすめはXシリーズ。
お値段はやや張るものの、このクラスの手挽きミルだと挽いていても苦にならず、豆を挽く性能でいえば電動より圧倒的にコスパが良い。
興味がある方は、ぜひ。
【1Zpresso https://1zpresso.coffee/jp/】
【1Zpressoの特徴】
- 手挽きミルに特化
- 用途ごとにシリーズ分けされている
- 価格はやや高め
メーカーは揃えたほうがいいの?
「それぞれの器具のメーカーは、揃えたほうが良いのか?」というと、どちらでもOK。
揃えると統一感が出るし、別なメーカー同士でも違和感は出ないことが多い。
互換性や味への影響は基本的に無いので大丈夫。
好きなアイテムで揃えていくのがいいと思います。
ただし一点だけ、サイズだけは揃えることを推奨。
普段1杯をメインに淹れるなら、1~2杯用のドリッパーやドリップポットという感じ。
サイズは淹れやすさや扱いやすさにとても影響する要素なので、そこだけ守れば後は自由で。
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